ナレッジ

Marketoコンサル会社の選び方と比較|80社支援の実績から失敗しない選定基準を解説

ツールの設定よりも、「何をどう設計するか」で成果が変わります

HubSpot・Account Engagement・Marketoに精通した担当者が、 ツールの設定支援だけでなく、リード育成シナリオやスコアリング設計まで一貫してサポートします。 まずは現状のツール活用状況をお聞かせください。

目次

Marketoコンサルとは、MA(マーケティングオートメーション)ツールであるAdobe Marketo Engageの導入・設定・運用・スコアリング設計までを、専門知識を持つ外部の会社が並走しながら支援するサービスを指します。

弊社が支援してきた企業の中には、Marketoを導入してから半年以上経っても「スコアリングが営業にまったく使われていない」「シナリオが動いていない」という状態が続いていたケースもありました。

本記事では、Marketoコンサル会社の支援タイプや選び方、費用の目安、よくある失敗パターンについて整理して解説します。

Marketoコンサルとは?1分でわかる定義と支援の全体像

Marketoコンサルとは、Adobe Marketo Engageの導入と運用を通じて成果を出すことを目的に、外部の専門会社が戦略設計から実装・運用までを伴走する支援サービスのことです。

コンサルを活用する際に、あらかじめ整理しておきたいポイントは3つあります。

  1. Marketoは設定・シナリオ設計・スコアリング設計に専門知識が求められるツールであること
  2. 会社によって「導入支援中心」「運用代行中心」「戦略設計中心」など、支援の範囲が大きく異なること
  3. 自社の課題フェーズと支援タイプがずれていると、費用をかけても成果につながりにくいこと

の3点です。

Marketoは、導入しただけでは本来の力を発揮できません。

スマートキャンペーンやスコアリング、Engagement Programといった機能を、設計として組み合わせて初めて、リードの商談化率向上につながります。

この設計を社内だけで完結できている企業は限られており、外部コンサルを活用することで、設計の質とスピードが大きく変わります。

Marketoそのものの機能・料金・他MAツールとの違いについては、Marketoの機能と料金の全体像で詳しく解説しています。

Marketoコンサルが担う6つの支援領域

弊社の整理では、Marketoコンサルが対応する支援領域は

  1. 戦略設計・KPI設計
  2. 初期構築・設定実装
  3. スコアリング設計
  4. シナリオ・メール設計
  5. データ分析・効果測定
  6. 担当者育成・内製化支援

の6つに分類できます。

実際にさまざまな会社を見ていると、これらすべてに対応できる会社はそれほど多くなく、2〜3領域に特化しているケースが多い印象です。

依頼前に自社として何を求めているのかを明確にしておくことで、会社選びの精度がぐっと上がります。

「導入支援」と「運用支援」の違い:依頼前に整理すべきこと

Marketoコンサルには、「導入支援」と「運用支援」の2種類があります。

導入支援は、初期設定やデータ設計、SFA(営業支援システム)との連携など、立ち上げフェーズに特化した支援です。

運用支援は、稼働後のキャンペーン管理やスコアリングの改善、シナリオの最適化など、継続的な改善を担います。

これからMarketoを導入する企業には前者が、すでに導入済みでうまく活用しきれていない企業には後者が適しています。どちらの支援を求めているのかを事前に整理してから相談に入ることで、的外れな提案を受けるリスクを下げられます。

なぜMarketo活用が社内だけでは限界を迎えるのか

Marketoの活用が社内だけではなかなか進まない背景には、設計の複雑さと専門性の高さがあります。弊社が支援してきた企業を振り返ると、同じような課題が大きく3つのパターンにまとめられます。

  • Marketoが「高機能なメール配信ツール」で止まっている
  • スコアリングが設計されていても、営業部門との合意がなく活用されていない
  • 担当者交代・引き継ぎによってMarketo設定が属人化し、運用が止まっている

MAが「高機能なメール配信ツール」で止まる理由

弊社が支援した企業の中には、Marketoを導入してから1年以上経過しているにもかかわらず、実際に使っている機能がメール一斉配信と簡単なフォーム作成だけ、というケースもありました。

担当者にヒアリングすると、「Engagement Programの設定方法が分からず、触れないままになっている」という状況だったのです。

スマートキャンペーンやEngagement Programの設計には、「誰に・どのタイミングで・どのコンテンツを届けるか」というシナリオ設計の考え方が必要で、操作マニュアルを読むだけでは実装までたどり着けない場面が多くあります。

カスタマージャーニーマップとスコアリングロジックを事前に設計したうえでMarketoに実装していく手順が必要ですが、この設計フェーズで足が止まってしまい、その結果ツールの機能が活かされないまま費用だけがかかり続けるケースも見られます。

スコアリングが営業に使われない、設計上の原因

Marketoのスコアリングを設定していても、営業側でほとんど活用されていないケースもあります。

弊社が支援した企業でも、マーケティング担当者がスコアリングを設定して営業に共有したものの、

「このスコアが何を意味しているのか分からない」
「スコアは高いのに、電話してみると全然関心がない相手だった」

といった反応が返ってきたことがありました。

ここでの問題は、スコアリング設計のプロセスに営業部門が関わっていないことです。スコアリングは、設定すること自体が目的ではなく、営業とマーケティングが共通の基準で「今すぐ優先的にアプローチすべきリード」を判断するためのSLAとして機能して初めて意味を持ちます。

スコアリング設計の手順と営業連携のSLA構築については、スコアリング設計と営業連携の仕組みで詳しく解説しています。

担当者交代・引き継ぎ問題でMarketo設定が属人化するリスク

Marketoの設定は要素が多く複雑なため、担当者が変わったタイミングで運用が止まってしまうリスクがあります。

設定ドキュメントが整備されていない、スマートキャンペーンの命名ルールがバラバラで読み解けない、どのシナリオが稼働中なのか誰も把握できていない、といった状態は、弊社がご相談を受ける中でもしばしば見られる状況です。

外部のコンサル会社を選ぶ際には、「設定ドキュメントの整備」や「社内担当者への引き継ぎ設計」まで支援スコープに含めているかどうかも、事前に確認しておくと安心です。

Marketoコンサルの4つの支援タイプと自社に合うタイプの選び方

Marketoコンサルの支援タイプは、弊社の整理では大きく4種類に分類できます。この違いを理解しないまま会社を選んでしまうと、依頼したい内容と提供される支援がかみ合わず、費用対効果を感じにくくなってしまいます。

支援タイプ主な支援内容向いているフェーズ
①戦略設計特化型KPI設計・スコアリング設計・シナリオ設計導入前・運用停滞期
②テクニカル実装型初期設定・API連携・Salesforce連携・エラー対応導入初期・連携改修時
③運用代行型日次キャンペーン・データ管理・メール配信設定専任担当者がいない時期
④内製化支援型担当者育成・設定書類整備・運用ルール策定自走体制を目指すスケール期

タイプ①戦略設計特化型:KPI・スコアリング・シナリオを設計する

戦略設計特化型のコンサルは、KGI(重要目標達成指標)から逆算したKPI設計やスコアリングモデルの構築、Engagement Programのシナリオ設計など、Marketoを「成果が出る状態」にするための設計部分を担います。

「どの行動をどの重みで点数化するか」「MQL(マーケティング クオリファイドリード)の閾値をどこに設定するか」「どのコンテンツをどのフェーズで届けるか」といった判断設計が支援の中心です。ツール操作以前に、そもそもの設計や考え方に課題がある企業に適したタイプです。

シナリオ設計の具体的な進め方については、MAシナリオ設計の全手順と実装例で詳しく解説しています。

タイプ②テクニカル実装型:設定・API連携・エラー対応に強い

テクニカル実装型は、Marketoの初期設定やSalesforceとのデータ連携、API連携、エラー対応など、技術寄りの作業を中心に担います。

戦略ややりたいことは固まっているものの実装部分で詰まっている企業や、Salesforce連携の設定が複雑で社内のエンジニアだけでは対応しきれない企業に向いています。

テクニカル実装に強い会社かどうかを見極める際は、Salesforce認定パートナー資格の有無や、Salesforce連携の実績件数などを判断材料にするとよいでしょう。

タイプ③運用代行型:日次キャンペーン・データ管理をアウトソースする

運用代行型は、メール配信設定やキャンペーン管理、リストクレンジング、月次レポート作成など、Marketo運用の実務を外部に委託するスタイルです。

社内に専任のMarketo担当者がいない、あるいは他の業務で手が回らず運用工数を確保できない企業に適しています。

ただし、運用代行だけに依頼が偏り、戦略設計を含まないまま進めてしまうと、施策の結果がKPIと結びつかないまま代行業務だけが続いてしまうリスクがあります。初回の提案段階で「シナリオや戦略設計はどこまで含まれますか」と確認し、操作代行のみに依存しすぎないようにしておくことが大切です。

運用代行会社の詳しい比較は、MA運用代行会社の選び方と比較をご参照ください。

タイプ④内製化支援型:自走できる体制構築まで伴走する

内製化支援型は、将来的にMarketo運用を自社で担えるようにすることをゴールに、担当者のスキル習得や設定ドキュメントの整備、運用ルールの策定までを含めて伴走するタイプです。

コンサルへの依存が長期化するほどコストはかさむため、「2〜3年後には社内で自走できる状態を目指したい」といった方針がある企業に特に適しています。

弊社では、この内製化の視点を最初の設計段階から組み込むことを大切にしています。

自社のフェーズで選ぶ:導入初期・運用停滞期・スケール期の判断基準

どの支援タイプを優先すべきかは、自社のフェーズによって変わります。

導入初期であれば、タイプ②(テクニカル実装)とタイプ①(戦略設計)を組み合わせる形が機能しやすいです。

運用が頭打ちになっているフェーズでは、タイプ①(戦略設計)の見直しに加え、タイプ③(運用代行)を一時的に活用して改善サイクルを回しやすい状態を整えるのが有効なケースが多く見られます。

スケール期に入り施策やリード数が増えてきたら、タイプ④(内製化支援)に切り替え、自走体制の構築に重点を置いていくとよいでしょう。

どのフェーズにおいても共通して重要なのは、戦略設計の視点を持ったコンサルと連携することです。

Marketoコンサル会社を選ぶ5つのチェックポイント

Marketoコンサル会社を選ぶ際に確認しておきたいポイントを、5つに絞って整理しました。この5点を満たしているかどうかで、支援の成果は大きく変わってきます。

  1. Marketo認定資格・実績件数を確認する
  2. 「商談数」「受注率」をKPIにできるか確認する
  3. Salesforceとの連携設計まで対応できるか
  4. 自走・内製化支援まで視野に入れているか
  5. 担当者の変更リスクと引き継ぎ体制を確認する

チェックポイント1:Marketo認定資格・実績件数を確認する

Marketoの支援実績を確認する際は、「何社を支援したか」という件数だけでなく、「どのフェーズで何を支援してきたのか」まで見ておくことをおすすめします。

初期導入だけの支援実績に偏っている会社だと、運用開始後の課題改善には対応しづらい場合があります。Adobe公式の認定パートナーかどうかや、担当者レベルでMarketoにどれくらい精通しているかも、あわせて確認しておくと安心です。

チェックポイント2:「商談数」「受注率」をKPIにできるか確認する

Marketoコンサルの成果指標が、メールの「開封率」や「クリック率」といった手前の指標だけにとどまっている場合は注意が必要です。

弊社では、KPIの設計段階から「MQL数」「商談化率」「受注に貢献した件数」といった営業寄りの指標も含めることを基本としています。

コンサルへの初回相談時に「成果はどのKPIで評価しますか?」と聞いてみて、商談数や受注率といった指標をきちんと説明できるかどうかを確認しておくとよいでしょう。

チェックポイント3:Salesforceとの連携設計まで対応できるか

Marketoは、特にSalesforceとの連携を強く意識して設計されたツールです。

スコアリングの結果をSalesforceのリードに反映し、営業がSalesforce上でホットリードをすぐに確認できる状態をつくることで、Marketoの成果が営業活動に直結しやすくなります。

ただし、Salesforce連携の設定は技術的な難易度も高くなりがちです。Salesforce認定資格を持つ担当者が在籍しているか、Salesforce連携の実績がどの程度あるかは、事前に確認しておきたいポイントです。

チェックポイント4:自走・内製化支援まで視野に入れているか

コンサルへの依存が長期化すると、毎月の費用は固定コストとして膨らんでいきます。

「3か月後には社内の担当者が基本的な設定をできる状態を目指す」
「6か月後にはレポート作成を自走できるようにする」

といった、自走に向けた目標を明示した提案ができる会社かどうかも確認しておきましょう。内製化支援についてまったく触れていない会社の場合、意図せず依存関係が続いてしまうリスクもあります。

チェックポイント5:担当者の変更リスクと引き継ぎ体制を確認する

コンサル会社側の担当者が途中で変わること自体は珍しくありませんが、その際に支援の質が維持されるかどうかは、事前に確認しておきたいところです。

担当コンサルの口頭ベースだけでノウハウを共有していると、異動や退職のタイミングで品質が一気に下がってしまいます。設定書類や設計書、運用マニュアルなどがきちんと整備される体制になっているかどうかは、長期支援を前提とするほど重要なポイントになります。

Marketoコンサル会社に依頼するときによくある失敗パターン3選

Marketoコンサルに依頼したにもかかわらず、期待した成果が出ないケースには共通のパターンがあります。弊社が支援した企業の中にも、前のコンサル会社との契約が切れたタイミングでMarketo活用が止まってしまい、改めてご相談いただいたケースがありました。ここでは、特に多く見られる3つの失敗パターンを取り上げます。

失敗パターン①:スコアリング設計を丸投げし、営業が使わないまま形骸化する

スコアリングの設計をコンサルに任せきりにした結果、完成したスコアリングモデルを営業が「意味が分からない」「信用できない」と感じて使わなくなってしまうパターンです。

弊社が支援したある企業では、コンサルが構築したスコアリングを営業チームに共有した際、「自分たちが関わっていないルールには従いづらい」という反応が返ってきていました。

スコアリング設計のプロセスに営業担当者が関与していないことが、この問題の根本にあります。弊社では、スコアリング設計に入る前に必ず営業との合意形成ワークショップを実施し、「どの行動に何点つけるか」を営業と一緒に決めることで、完成後に「自分たちで決めたルール」として機能する状態をつくっています。

スコアリングを外部に委ねる場合でも、設計プロセスへの社内の関与は必ず確保することをおすすめします。

失敗パターン②:ツール操作の代行だけで、戦略・シナリオが設計されない

「Marketoの操作が大変なので代行してほしい」という依頼から支援が始まり、結果としてメール配信とキャンペーン設定の代行だけが続き、戦略やシナリオの設計が置き去りになってしまうパターンもあります。

ツール操作の代行はあくまで手段であり、「誰に・何を・どのタイミングで届けるか」というシナリオがなければ、どれだけ運用しても商談や受注にはつながりづらくなります。

初回の提案時点で「シナリオ設計はどの範囲まで含まれますか?」と確認し、操作代行だけに全面的に頼りきりにならないようにしておくことが重要です。

失敗パターン③:自社にノウハウが残らず、契約終了後に運用が止まる

コンサル会社との契約が終了した翌月から、Marketoの運用がほぼ止まってしまった、というご相談を弊社は複数いただいてきました。

支援期間中、あらゆる判断・設定・改善をコンサル側が担い続けた結果、社内担当者に知識がきちんと移転されていなかったことが主な原因です。

コンサルへの依頼は「自走に向けた準備期間」と位置づけ、毎月の定例ミーティングの中で社内担当者が設定内容や設計の背景を理解し、最終的には自分で設計できる状態まで持っていくのが理想です。

弊社では、支援開始時に「いつまでに何を社内で内製化するか」というマイルストーンをあらかじめ合意してから支援に入るようにしています。

なお、弊社では、すべての企業にとってMarketoが最適な選択肢だとは考えていません。リード数や社内体制、予算、SFA環境などによっては、HubSpotやAccount Engagementの方が成果につながりやすいケースもあります。

コンサルへの相談を始める前に、そのツール自体が自社の条件に合っているかどうかを確認しておくことも、選定を失敗しないための大切な視点です。

費用相場と契約形態の目安

Marketoコンサルの費用は、支援の範囲や契約形態、ツールの規模によって大きく変わります。レンジも広いため、「月額いくらか」だけで判断するのではなく、その金額に何が含まれているのかを確認することが判断の基本になります。

Marketoコンサルの月額費用の目安(スポット・月次伴走・運用代行)

契約形態別のおおよその費用感は、次のとおりです。

契約形態費用目安主な支援内容向いている企業
スポット支援(単発・短期)10万〜30万円(プロジェクト単位)設定診断・スコアリング設計レビュー・初期設定のみ特定の課題解消が目的の企業
月次伴走支援(戦略・設計中心)20万〜80万円/月KPI設計・シナリオ改善・スコアリング調整・定例MTG稼働後の成果向上を目指す企業
運用代行(実務フル委託)50万〜150万円以上/月キャンペーン設定・メール配信・データ管理・レポート作成社内担当者がいない・リソース確保が難しい企業

※上記はあくまで目安であり、支援範囲やリード数、ツール規模によって変動します。

Marketoのライセンス費用とプランごとの機能差については、Marketo Engageのプランと費用の仕組みで詳しく解説しています(執筆時点では4プランが提供されていますが、プラン構成は変更される場合があるため、最新情報はAdobe公式サイトでご確認ください)。

費用対効果の考え方:コンサル費用と商談創出数で試算する

Marketoコンサルへの投資対効果を測る際は、「コンサル費用 ÷ コンサル支援経由で創出された商談数 = 1商談あたりのコスト」という考え方で整理すると分かりやすくなります。

例えば、月額30万円の支援で月5件の商談増加が見込める場合、1商談あたりのコストは6万円です。自社の平均商談成約率や受注単価と照らし合わせることで、その投資が見合うかどうかを判断しやすくなります。この試算を提案段階で一緒に示してくれる会社かどうかも、コンサル選定時の判断材料になります。

Sells upのMarketo支援でできること

Sells upは、HubSpot・Account Engagement・Marketoの3つのMAツールにまたがる支援を、BtoBマーケティングに取り組む企業80社以上に提供してきた実績があります。

80社以上の支援を通じて見えた「Marketo活用で成果が出た企業の共通点」

弊社が支援した企業の中で、Marketo活用が成果につながっているケースには、次の3つの共通点がありました。

  1. スコアリング設計を営業部門との合意のもとで構築していること
  2. シナリオ設計がカスタマージャーニーと紐づいており、配信タイミングに明確な根拠があること
  3. MarketoとSalesforceが連携されており、営業がSalesforce上でホットリードを確認できること

一方で、成果が出ていない企業に共通しているのは、「ツール自体は稼働しているものの、KPIと施策が結びついていない」状態です。多くの場合、Marketoというツールそのものではなく、設計や運用の考え方がボトルネックになっています。

弊社の支援:Salesforce認定資格者が設計する統計的スコアリング

弊社の代表はSalesforce認定資格を保有しており、Marketo・Account Engagement・HubSpotの3ツールそれぞれについて導入から設計・運用までの支援を行ってきました。

スコアリング設計においては、担当者の経験則だけに頼るのではなく、受注データから逆算した統計的な重み付けを用いることを基本にしています。

過去の受注履歴と行動データを分析し、受注につながりやすい行動の相関係数を算出したうえでスコアの重みを設定するアプローチにより、営業からも「このスコアは信頼できる」と納得してもらいやすい設計を実現しています。

まとめ:Marketoコンサル選びの判断基準を整理する

  • Marketoコンサルとは、MA(マーケティングオートメーション)ツールの導入・設計・運用・内製化までを専門家が伴走するサービスです。
  • 支援タイプは「戦略設計特化・テクニカル実装・運用代行・内製化支援」の4種類に整理でき、自社のフェーズに合ったタイプを選ぶことが成果につながります。
  • 選定時のチェックポイントは「認定資格の有無」「商談をKPIに含められるか」「Salesforce連携への対応力」「内製化まで見据えた支援方針」「担当交代時の引き継ぎ体制」の5点です。
  • よくある失敗パターンは「スコアリング設計の丸投げ」「運用代行だけで戦略・シナリオがない」「ノウハウが社内に残らない」の3つです。
  • 費用は契約形態によって、スポット支援が10万〜、月次伴走が20万〜80万、運用代行が50万以上が一つの目安であり、商談創出数と照らして費用対効果を評価するのがおすすめです。

Marketo特化ではなく、BtoBマーケティング全般のコンサル会社を検討したい場合は、BtoBマーケティングコンサル会社の比較もあわせてご参照ください。

FAQ:Marketoコンサルに関するよくある質問

Q. Marketoコンサルとは何ですか?

Marketoコンサルとは、Adobe Marketo Engageの導入・設定・スコアリング設計・シナリオ設計・運用改善・内製化支援までを、外部の専門会社がBtoBマーケティングに取り組む企業向けに伴走するサービスです。ツール操作の代行に強い会社もあれば、戦略設計に強い会社もあり、支援範囲は会社ごとに大きく異なります。

Q. マーケティングに強いコンサルはどこですか?

BtoBマーケティングに強いコンサル会社を選ぶ際は、Marketoなどの認定資格の有無、支援してきた社数やフェーズの幅、そして商談数をKPIとして設定できるかという3点を確認することをおすすめします。支援実績が初期導入だけに偏っていないか、稼働後の成果改善まで対応した事例があるかも、重要なチェックポイントです。

Q. Marketoの強みは何ですか?

Marketoの強みは、BtoBマーケティングに向いた高度なスコアリング機能、Engagement Programによる複雑なシナリオ設計、Salesforceとのネイティブ連携の3点にあります。特に、中堅〜大企業で複数の製品や多くの関係者が関わるリード管理を行う場合に、その強みが生きやすいツールです。

Q. Marketoコンサルへの依頼費用はどのくらいですか?

スポット支援で10万〜30万円(プロジェクト単位)、月次伴走支援で20万〜80万円/月、運用代行で50万〜150万円以上/月が一つの目安です。支援範囲やリード数、ツール規模によって変動するため、初回相談の際に「どこまでが支援範囲に含まれるのか」を具体的に確認しておくとよいでしょう。

Q. 社内にMarketo担当者がいない状態でも支援を依頼できますか?

社内にMarketo担当者がいない状態でも依頼は可能です。その場合は「運用代行だけ」ではなく、「内製化支援型」のコンサルを選ぶことをおすすめします。担当者が育つまでの期間をコンサルがカバーしつつ、社内にノウハウが蓄積されていく設計になっているかどうかを、事前に確認しておくと安心です。

Q. マーケターコンサルタントとは何ですか?

マーケターコンサルタントとは、企業のマーケティング戦略の策定や施策実行の支援、ツール活用のサポートなどを外部から行う専門家のことです。その中でもMarketoコンサルは、特定のMAツールであるMarketoに特化し、スコアリング設計やシナリオ構築、営業連携設計など、技術と戦略の両面から支援します。

Q. Marketoを導入したのに成果が出ない場合、最初に何を見直すべきですか?

Marketoを導入しても成果が見えづらい場合は、まず「スコアリングが営業にきちんと活用されているか」と「シナリオが想定どおりに稼働しているか」の2点を確認するところから始めると良いでしょう。弊社が支援してきた企業でも、この2点が整わないまま施策だけを増やし続けてしまっているケースが少なくありません。コンサルへの依頼前でも、この2点をセルフチェックするだけで、課題の所在はかなりはっきりしてきます。

ツールの設定よりも、「何をどう設計するか」で成果が変わります

HubSpot・Account Engagement・Marketoに精通した担当者が、 ツールの設定支援だけでなく、リード育成シナリオやスコアリング設計まで一貫してサポートします。 まずは現状のツール活用状況をお聞かせください。

株式会社Sells up 代表取締役
③支援会社選定・外部支援系
株式会社AOKIにて接客業を、株式会社リクルートライフスタイル(現:株式会社リクルート)にて法人営業を経験した後、株式会社ライトアップでBtoBマーケティングを担当。その後、デジタルマーケティングエージェンシーにてBtoBマーケティングの戦略設計/施策実行支援、インサイドセールスをはじめとしたセールスやカスタマーサクセスとの連携を通じたマーケティング施策への転換といった支援を行い、2023年に株式会社Sells upを設立。BtoBマーケティング支援会社として、デジタルマーケティング戦略設計・MA/SFA導入・リードジェネレーション・ナーチャリング・営業連携SLA構築を80社以上に提供し、売上成長への貢献実績を持つ。Salesforce Certified Marketing Cloud Account Engagement SpecialistおよびTableau Desktop SpecialistのSalesforce認定資格を保有。