マーケティング支援会社の選び方と比較|失敗しないBtoB担当者の選定指針
「やっているのに成果が出ない」状態から抜け出すために
施策を続けているのに商談が増えない、リードの質が上がらない。 こうした課題の多くは、戦略と施策のつながりが設計されていないことが原因です。 Sells upは現状の分析と改善の優先順位整理から支援します。
マーケティング支援会社とは、企業のマーケティング活動を代わりに設計・実行する専門会社のことです。戦略立案・広告運用・MA(マーケティングオートメーション)導入・コンテンツ制作など、依頼できる範囲は多岐にわたります。ただし、支援会社の「得意領域」と自社の「課題フェーズ」が合っていなければ、費用をかけても成果には結びつきません。本記事では、マーケティング支援会社の種類・選び方の5つのチェックポイント・失敗パターン・おすすめ会社一覧・弊社の支援事例を解説します。
マーケティング支援会社とは?依頼できる業務の全体像
マーケティング支援会社とは、自社製品・サービスの認知拡大・リード獲得・商談化・受注までの一連のマーケティング活動を支援する専門会社のことです。要点は次の3点です。
- ①単なる広告代理店とは異なり、戦略設計から実行・改善まで対応する会社が増えています
- ②BtoB企業の場合、商談化フローが複雑なため、BtoB専門の支援会社を選ぶことが重要です
- ③依頼できる業務はリード獲得・ナーチャリング・MA導入・インサイドセールス設計など多岐にわたります
マーケティング支援会社の定義
マーケティング支援会社とは、他の企業のマーケティング活動を代行・支援することを事業とする専門会社のことです。コンサルティングから実務代行まで支援の形は多様であり、「広告だけ」「SEOだけ」という特化型から「戦略から受注まで一気通貫」の総合型まで幅広く存在します。なぜなら、マーケティングに必要な専門知識は広範であり、社内のリソースと経験だけではカバーしきれない領域が必ず発生するからです。
依頼できる主な業務一覧
マーケティング支援会社が対応できる主な業務は以下のとおりです。支援会社によって対応範囲は異なるため、自社が必要とする領域を先に整理してから選定することをお勧めします。
| 支援領域 | 具体的な業務内容 |
|---|---|
| マーケティング戦略設計 | 市場調査・競合分析・KPI設計・ターゲット定義・戦略立案 |
| リード獲得施策 | Web広告運用・SEO・展示会支援・ホワイトペーパー制作・ウェビナー設計 |
| コンテンツマーケティング | オウンドメディア運営・記事制作・LP作成・コーポレートサイト改修 |
| MA導入・活用支援 | HubSpot・Account Engagement・Marketoの選定・初期設定・シナリオ設計・運用支援 |
| ナーチャリング設計 | メールシナリオ設計・スコアリング設計・セグメント配信設計 |
| インサイドセールス設計 | IS組織立ち上げ・SLA(マーケと営業の引き継ぎルール)設計・トークスクリプト作成 |
| 効果測定・改善 | KPI計測・アクセス解析・ROI算出・改善施策の企画実行 |
BtoB企業に特化した支援とは何か
BtoB企業のマーケティングは、BtoC企業と比べて商談化フローが複雑であるため、支援の設計がまったく異なります。具体的には、BtoCでは「認知→購買」の2ステップで完結しますが、BtoBでは「認知→リード獲得→ナーチャリング→MQL判定→商談化→受注」という6ステップ以上のプロセスが必要です。なぜなら、BtoBの購買は複数の意思決定者が関与し、検討期間が数週間から数ヶ月に及ぶからです。BtoB専門の支援会社を選ぶべき理由は、このフルファネルを一貫して設計できるかどうかにあります。
BtoBマーケティング全体の仕組み化プロセスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
マーケティング支援会社の3つの種類と選び方の前提
マーケティング支援会社の種類とは、コンサル型・代行型・コンサル+代行型(自走化支援型)の3種類に大きく分けられます。ポイントは次の3点です。
- ①自社が何を課題にしているかによって、選ぶべき種類は変わります
- ②「戦略はあるが実行できない」と「戦略から設計したい」では依頼すべき会社が異なります
- ③長期的に内製化・自走を目指す企業には、ノウハウ移転を前提とした支援会社が必要です
コンサル型:戦略立案・課題整理に特化
コンサル型のマーケティング支援会社とは、戦略設計・課題整理・施策提案に特化し、実行は自社または別会社に委ねるタイプのことです。市場調査・ターゲット定義・KPI設計など、マーケティングの上流工程を強化したい企業に向いています。ただし、実行支援が含まれないため、社内に施策を動かすリソースがない場合は成果につながりにくいという注意点があります。
代行型:広告運用・コンテンツ制作・SNS運用の実務を担当
代行型のマーケティング支援会社とは、戦略はすでに決まっており、広告運用・コンテンツ制作・SNS運用などの実務のみを委託するタイプのことです。「戦略はある。手が足りない」という企業に適しています。注意点は、代行に特化しているため自社の戦略と施策の整合性を常に確認する必要があることです。代行会社が得意領域の施策を優先し、全体最適の視点が抜けるケースがあります。
コンサル+代行型:戦略から実行まで一気通貫
コンサル+代行型とは、戦略立案から施策実行・効果検証まで一社でカバーするタイプのことです。社内にマーケティング経験者が少ない企業、または「何から始めれば良いかわからない」という状態の企業に最も適しています。
このタイプの支援会社の中には、MA(マーケティングオートメーション)導入・インサイドセールス設計・コンテンツマーケティングまで横断的に支援できる会社が存在します。MA導入を含むBtoBマーケ自動化の進め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
BtoB担当者に多い「自走化支援型」とは何か
自走化支援型とは、支援会社に依存し続けるのではなく、一定期間の支援を通じて社内にノウハウと実行体制を構築することを最終ゴールとする支援スタイルのことです。弊社では80社以上のBtoB企業を支援してきた経験から、「外注依存になってしまい、担当者が退職したらゼロに戻る」という課題を多くの企業で目の当たりにしてきました。自走化支援型の会社を選ぶことは、長期的なコスト削減と組織能力の向上という両面で有効です。具体的には、毎週の勉強会・ツール操作の共有・マーケティング基礎の社内展開などが含まれます。
マーケティング支援会社を選ぶ際の5つのチェックポイント
マーケティング支援会社を選ぶチェックポイントとは、自社の課題フェーズ・商談化フロー設計力・支援実績・担当者の専門性・自走化支援体制の5点を確認することです。ポイントは次のとおりです。
- ①支援会社の「得意領域」と自社の「課題フェーズ」のミスマッチが最大の失敗原因です
- ②BtoB専門の商談化フロー設計ができるかどうかで、成果に大きな差が生まれます
- ③担当者個人のスキルと自走化へのコミットを必ず商談時に確認してください
チェックポイント1:自社の「課題フェーズ」と支援会社の得意領域が合っているか
まず確認すべきは、自社が「リードが少ない(獲得フェーズ)」「リードはあるが商談化しない(ナーチャリングフェーズ)」「商談は増えたが受注率が低い(クオリフィケーションフェーズ)」のどこに課題があるかです。なぜなら、フェーズが異なれば必要な支援内容が根本的に変わるからです。広告代行が得意な会社に「商談化率を上げたい」と依頼しても、施策の方向性がずれる可能性があります。依頼前に自社の課題フェーズを1文で言語化しておくことをお勧めします。
チェックポイント2:BtoBの商談化フロー全体を設計できるか
リード獲得からナーチャリング・商談化までのフルファネルを一貫して設計できるかどうかを確認することが重要です。Webマーケティング(SEO・広告・SNS)のみに特化した会社は多いですが、「リードを獲得したあと、どうやって商談につなげるか」を設計できる会社は限られます。具体的には、スコアリング設計・インサイドセールス連携・SLA(マーケと営業の引き継ぎルール)構築まで対応できるかを商談時に確認してください。
デマンドジェネレーション(需要創出)の全体像を理解した上で支援会社を選ぶと、フルファネルの観点から適切なパートナーを選びやすくなります。デマンドジェネレーションの全体設計については、こちらの記事で詳しく解説しています。
チェックポイント3:自社と近い業種・規模の支援実績があるか
自社と同業界・同規模の企業への支援実績があるかどうかを確認することが重要です。なぜなら、業界によってターゲットの検索行動・購買プロセス・意思決定の関与者が大きく異なるからです。実績確認の際は「どの規模の企業に、どのような施策を実施し、どんな成果が出たか」まで細かく確認することをお勧めします。公開情報に載っていない場合は、商談時に直接ヒアリングしてください。
チェックポイント4:担当者の専門性とコミュニケーション品質
支援会社全体の実績よりも、実際に担当する人物のスキルと自社への理解度が成果を左右します。支援会社によっては、優秀な担当者が大手案件に集中し、中小・中堅企業には経験の浅い担当者がアサインされるケースがあります。担当者のこれまでの支援実績・認定資格の有無・自社の課題に対する仮説を商談時に確認することが大切です。レスポンスの速さとコミュニケーションの質も、長期支援では重要な選定要素です。
チェックポイント5:自走化・内製化を見据えた支援体制があるか
支援会社への依存が長期化すると、社内にノウハウが蓄積されず継続コストだけが増えていきます。自走化・内製化を視野に入れている企業は、ノウハウ移転・勉強会・マニュアル整備まで対応してくれるかどうかを選定基準に加えることをお勧めします。「施策を代わりにやってくれる」だけでなく「施策の考え方を一緒に育ててくれる」支援会社を選ぶことが、中長期的には最も費用対効果が高くなります。
支援会社選びで失敗するBtoB担当者の3つのパターン
マーケティング支援会社の選定で失敗するパターンとは、施策発注・情報共有不足・丸投げの3つに集約されます。要点は次のとおりです。
- ①「施策単位で発注する」という判断が、戦略なき消耗につながります
- ②自社のサービス・営業プロセスを支援会社と共有しないと、施策の方向性がずれます
- ③「全部やってもらう」前提の依頼は、社内にノウハウが残らず外注依存を深めます
パターン1:施策単位で発注し、戦略が不在のまま費用を消耗する
「まずSEOから始めよう」「広告を出してみよう」という施策単位での依頼は、全体戦略と切り離された状態になりやすく、費用を使っても成果につながらないケースが多くあります。なぜなら、マーケティング施策は単独ではなく「リード獲得→ナーチャリング→商談化」という一連のフローとして機能するものだからです。具体的には、オウンドメディアでアクセスを集めていても、フォームや資料DLなどのリード獲得設計がなければリードにはつながりません。施策を依頼する前に「この施策はフローのどこに位置するか」を整理することが重要です。
パターン2:自社のサービス・営業プロセスを支援会社に理解させないまま進める
支援会社はマーケティングの専門家ですが、自社製品・ターゲット顧客・営業プロセスについては最初から深い理解を持っていません。自社の実情を共有しないまま支援を始めると、見当違いの施策が実行される可能性があります。弊社の支援事例では、株式会社日本テレビアート様が営業代行への依頼を試みた際、無形商材であるデザインサービスのケイパビリティをパートナーに理解してもらえず、商談化が進まなかったという経験がありました。その後、弊社との支援では最初の約10ヶ月をサービス内容の言語化と市場への届け方の整理に充て、その後のMeta広告施策で月100件超のリード獲得を実現しています。支援を始める前に「自社のサービスが解決する課題」「ターゲット企業の特徴」「営業が実際に使っているトーク」を支援会社と共有することが不可欠です。
パターン3:「代行してもらう」前提で依頼し、社内にノウハウが残らない
「外注しているので社内では何もしない」という姿勢は、支援会社への依存を深め、担当者の異動や支援終了時に施策が止まるリスクを高めます。弊社が80社以上のBtoB企業を支援してきた経験から、内製化を前提に支援を設計した企業ほど長期的な成果が持続していることを確認しています。具体的には、毎週の勉強会・ツール操作の習得・マーケティング基礎の社内展開といった仕組みを支援の中に組み込むことで、支援終了後も組織が自走できる状態を目指すことが重要です。
【目的別】マーケティング支援会社おすすめ17社一覧
マーケティング支援会社を目的別に選定する際のポイントは、自社の課題フェーズと支援会社の得意領域を照合することです。ポイントは次のとおりです。
- ①BtoB特化・戦略から実行まで一気通貫の会社は、マーケ体制が未整備の企業に最適です
- ②MA導入・インサイドセールス設計の専門会社は、リードはあるが商談化しない企業に向いています
- ③Webマーケ・コンテンツ特化の会社は、リード獲得チャネルを増やしたい企業に適しています
BtoB特化・戦略から実行まで一気通貫型
| 会社名 | 特徴・得意領域 | こんな企業に向いている |
|---|---|---|
| 株式会社Sells up | 戦略設計・リード獲得・MA/SFA導入活用・インサイドセールス立ち上げ・自走化支援を一気通貫で提供。Salesforce認定資格(Marketing Cloud Account Engagement Specialist)保有。 | 社内にマーケ経験者がいない、または体制がゼロから構築が必要な企業 |
| 株式会社才流 | 独自のメソッドをもとにBtoBマーケ・インサイドセールス・法人営業支援を提供。戦略立案に強みをもつ。 | 戦略設計から再構築したい中堅〜大手のBtoB企業 |
| 株式会社イノーバ | BtoBマーケとセールス戦略のコンサルティングから実装伴走支援まで対応。コンテンツ制作・オウンドメディア運営に強い。 | コンテンツを中心としたリード獲得体制を構築したい企業 |
| ワンマーケティング株式会社 | BtoBマーケをワンストップで支援。MA(マーケティングオートメーション)を中核に、SFA・BIツールを組み合わせたマーケティング環境を構築。 | MAを活用した統合的なマーケティング基盤を構築したい企業 |
MA導入・インサイドセールス設計支援型
| 会社名 | 特徴・得意領域 | こんな企業に向いている |
|---|---|---|
| 株式会社タービン・インタラクティブ | HubSpotプラチナパートナー認定。マーケティング戦略・Webサイト構築・MA導入運用支援を包括提供。 | HubSpotを中心としたマーケ体制を構築したい企業 |
| ClieXito株式会社 | 法人営業のDX支援・インサイドセールス運用・MA導入コンサルティングに特化。 | IS組織立ち上げとMAを連携させた商談化体制を構築したい企業 |
| SALES ROBOTICS株式会社 | インサイドセールス総合支援・BPOサービス・独自のクラウドサービス「SALES BASE」による営業ターゲット選定を提供。 | インサイドセールスを立ち上げたい、または強化したい企業 |
MA導入支援に特化した会社の詳細な比較については、MA導入支援会社の選定基準と推奨会社の記事でまとめています。
Webマーケ・SEO・コンテンツ特化型
| 会社名 | 特徴・得意領域 | こんな企業に向いている |
|---|---|---|
| テクロ株式会社 | BtoB特化のオウンドメディア運用代行・メルマガ・MA運用代行・eラーニングサービスを提供。 | オウンドメディアでのリード獲得を強化したい企業 |
| イントリックス株式会社 | 製造業向けBtoBマーケに特化。Webサイト再構築・コンテンツ制作・デジタルマーケティング戦略推進に強い。 | 製造業でWebサイトをリード獲得基盤にしたい企業 |
| 株式会社リーディング・ソリューション | 上場企業・中堅企業中心に30業種500プロジェクト以上の支援実績。BtoBデジタルマーケティング・Webサイト構築を提供。 | Webを中心としたデジタルマーケ全般を強化したい中堅企業 |
| シンフォニーマーケティング株式会社 | 設立35年以上。製造業向けBtoBマーケに強く、MAパートナーとして選定・導入・運用支援を実施。人材育成のアップスキリングサービスも提供。 | 製造業でMA活用と社内マーケ人材育成を同時に進めたい企業 |
広告運用・リード獲得特化型
| 会社名 | 特徴・得意領域 | こんな企業に向いている |
|---|---|---|
| リーグル株式会社 | ターゲティング・顧客接点構築などのリード獲得領域に特化。IT・テクノロジー分野の支援実績が豊富。 | IT・テクノロジー系BtoB企業で新規リード獲得を強化したい企業 |
| 株式会社LEAPT | BtoBマーケティングの企画・設計・導入・運営・営業支援をカバー。カスタムメイドの伴走支援を提供。 | 担当者に並走しながらマーケ全領域をカスタム支援してほしい企業 |
コンサルティング・Web解析特化型
| 会社名 | 特徴・得意領域 | こんな企業に向いている |
|---|---|---|
| 株式会社THE MOLTS | デジタルマーケティング全般のフルカスタマイズ支援。担当者指名が可能で、BtoC・BtoB問わず広業界に対応。 | 担当者を選んで依頼したい企業・多業界の知見を活用したい企業 |
| 株式会社プリンシプル | Googleアナリティクス認定パートナー。Web解析・SEO・広告コンサルティングに強みをもつ。 | データ解析に基づいたWebマーケ改善を重視する企業 |
| B2Bマーケティング株式会社 | 情報発信からリード獲得・案件受注・プロセス改善までワンストップ対応。Webコンサルとホワイトペーパー制作に強い。 | Webコンサルとコンテンツ制作を組み合わせたリード獲得を目指す企業 |
| キオミル株式会社 | 中小・中堅のBtoB企業が対象。Web制作・SEO・オウンドメディア運営・採用コンサルに対応。 | 中小・中堅BtoB企業でWebを活用したリード獲得基盤を作りたい企業 |
| 株式会社イントリックス | 製造業・グローバル対応のWebサイト再構築・BtoBコンテンツ制作に特化。システム基盤の構築にも強い。 | グローバル展開や製造業でWebとシステムを統合したい企業 |
弊社Sells upがマーケティング支援会社として選ばれる理由
Sells upの支援の特徴とは、戦略設計を起点に置き、施策実行・ツール導入・インサイドセールス組織立ち上げ・自走化支援まで一気通貫で対応できる点にあります。ポイントは次のとおりです。
- ①すべての支援をKPI設計から始めるため、施策と成果のつながりが明確です
- ②広告費10万円で月100件のリード獲得など、予算規模にかかわらず成果を実現した実績があります
- ③「自走化」を前提に支援を設計し、社内ノウハウの蓄積を常に意識します
支援の起点は「戦略設計」:施策先行を避ける理由
弊社の支援事例では、2019年時点でマーケティング経験者が社内に一人もいなかった株式会社CLUE様への支援を、まずKPI設計から始めました。ターゲット属性に合致するリード数と商談獲得数の2つを指標に設定し、建設業界では検索行動が活発でないというインサイトをもとにMeta広告・ディスプレイ広告などプッシュ型施策を選定しました。LP設計はサービス機能中心の構成から、お客さまの課題解決に焦点を当てた構成に再設計し、安定したリード獲得を実現しています。さらに、3日連続でサービスページを訪問しているユーザーを検知してインサイドセールスに自動連携される仕組みをAccount Engagement(MA)とSalesforce(SFA)で構築し、5年間の支援で「営業が自分の足で獲得する状態」から「組織的なマーケティング施策でリードを獲得できる状態」への変革を実現しました。
広告予算10万円で月100件のリード獲得を実現した支援プロセス
実際に弊社が支援した株式会社日本テレビアート様では、テレビ業界の変化を受けて2020年に新規事業立ち上げのためのビジネスプロデュース室を設立しました。社員の8割以上がデザイナーで、営業・マーケティングのノウハウがゼロの状態からのスタートでした。フェーズ1(約10ヶ月)ではサービス内容の言語化から着手し、フェーズ2以降でMeta広告によるリード獲得を開始しました。同時並行でサービス資料・LPの作成・コーポレートサイト改修・コンテンツマーケティングを推進した結果、毎月の広告予算10万円程度に抑えながら多い月で月100件以上のリードを獲得できる状態になりました。架電が追いつかないほどのリード数となったため、インサイドセールスチームの新設とトークスクリプト作成・監修も支援し、毎週の勉強会でHubSpotの操作方法やマーケティングの基礎を共有しながら組織内にノウハウを蓄積していきました。
自走化を前提にした「ノウハウの社内移転」という支援思想
弊社の支援では「支援が終わっても組織が動ける状態をつくる」ことを最終ゴールとしています。具体的には、施策実行の並行で担当者への知識共有・ツール操作の習得支援・マーケティング基礎の社内展開を常に組み込みます。支援会社に永続的に依存する体制ではなく、支援期間中に社内の能力を高めることで、外注コストの逓減と組織力の向上を同時に実現できます。弊社Sells upに依頼を検討している場合は、まず現状の課題を整理するところからご支援します。
マーケティング支援会社に依頼する前に整理すべき3つのこと
マーケティング支援会社への依頼を始める前に整理すべきこととは、自社の課題フェーズ・社内リソースの実態・外注と内製の切り分けの3点です。この準備を怠ると、依頼後に「思っていた支援と違う」というミスマッチが生まれやすくなります。
自社の「現在のフェーズ」を言語化する
「認知が足りない(リード獲得フェーズ)」「リードはあるが商談化しない(ナーチャリング・スコアリングフェーズ)」「商談は増えたが受注率が低い(クオリフィケーションフェーズ)」のいずれかを1文で言語化してから支援会社の選定を始めることをお勧めします。フェーズを特定できると、「どの種類の支援会社に何を依頼するか」が自然に絞り込まれます。BtoBマーケティングを外注する際の判断基準については、BtoBマーケを外注する判断基準と注意点の記事も参考にしてください。
社内のリソース・意思決定の構造を整理する
支援会社との共同作業を円滑に進めるためには、社内で誰が意思決定者か・誰がマーケティング担当窓口になるかを事前に明確にしておく必要があります。また、社内で月何時間を支援会社との連携に充てられるかを確認しておくことも重要です。社内の協力体制が整っていないと、支援会社がどれだけ優秀でも施策の実行速度が落ちます。
「外注で解決すること」と「内製化すること」を切り分ける
すべてを外注しようとすると費用が膨らみ、すべてを内製しようとするとリソースが枯渇します。依頼前に「戦略設計・KPI設定は支援会社と共同で行う」「コンテンツ制作は代行してもらう」「MAの日常運用は自社で担当し、シナリオ設計だけ支援してもらう」といった役割分担を粗く決めておくことで、依頼後のミスマッチを防ぐことができます。
よくある質問(FAQ)
マーケティング支援会社とは何ですか?
マーケティング支援会社とは、他の企業のマーケティング活動を支援する専門会社のことです。戦略設計・広告運用・SEO・MA導入・インサイドセールス設計など、依頼できる業務は多岐にわたります。BtoB企業の場合、BtoB専門の支援会社を選ぶことが重要です。
マーケティング支援会社の仕事内容は何ですか?
マーケティング支援会社の主な仕事内容は、市場調査・競合分析・戦略設計・Web広告運用・コンテンツ制作・MA(マーケティングオートメーション)導入・リードナーチャリング・インサイドセールス設計・効果測定と改善です。支援会社によって対応範囲は異なるため、自社に必要な領域をカバーしているかを事前に確認することが大切です。
BtoBマーケティング支援会社はどこがいいですか?
BtoBマーケティング支援会社を選ぶ際は、自社の課題フェーズ(リード獲得・ナーチャリング・商談化)と支援会社の得意領域が合っているかを最初に確認することが重要です。加えて、BtoBの商談化フロー全体を設計できるか・自走化支援の体制があるか・担当者の専門性の3点をチェックすることをお勧めします。
マーケティングで有名な会社はどこですか?
大手では電通・博報堂・サイバーエージェントなどが知られています。BtoB特化では株式会社才流・シンフォニーマーケティング・ワンマーケティングなどが実績を持っています。ただし、有名かどうかより自社の業種・規模・課題フェーズに合った支援会社を選ぶことが成果につながります。
マーケティング支援会社に依頼する費用の相場はどのくらいですか?
マーケティング支援会社への依頼費用は、支援範囲と内容によって大きく異なります。コンサルティングのみであれば月額10〜50万円程度、戦略から実行・MA導入まで一気通貫の場合は月額30〜100万円以上のケースが多いです。複数社から見積もりを取り、支援内容と費用のバランスを比較することをお勧めします。
マーケティング支援会社はBtoC企業でも利用できますか?
はい、多くのマーケティング支援会社はBtoC企業にも対応しています。ただし、BtoB企業の場合は商談化フローが複雑であるため、BtoB専門の支援会社を選ぶことで適切な施策設計が受けられます。BtoCとBtoBでは適した施策・チャネル・KPI設計が大きく異なります。
マーケティング支援会社に依頼して失敗しないためのポイントは何ですか?
失敗を避けるための主なポイントは3つです。まず、施策単位ではなく戦略全体から依頼することです。次に、自社のサービス内容・ターゲット・営業プロセスを支援会社と詳しく共有することです。最後に、自走化・内製化を視野に入れた支援会社を選び、社内へのノウハウ蓄積を意識して進めることです。
まとめ|自社に合ったマーケティング支援会社を選ぶための指針
本記事のポイントを以下のとおりに整理します。
- マーケティング支援会社とは、戦略設計・リード獲得・ナーチャリング・MA導入・インサイドセールス設計などを支援する専門会社のことです
- 支援会社の種類はコンサル型・代行型・コンサル+代行型(自走化支援型)の3つであり、自社の課題フェーズによって選ぶべき種類が異なります
- 選定で最も重要なのは、自社の「課題フェーズ」と支援会社の「得意領域」のミスマッチを避けることです
- 失敗パターンは「施策単位発注・情報共有不足・丸投げ」の3つであり、依頼前にこれらを意識しておくことで成果の確度が上がります
- 長期的なコスト削減と組織力向上のためには、自走化・内製化を前提に支援してくれる会社を選ぶことが重要です
マーケティング支援会社の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、マーケティング支援会社の選び方と比較もあわせてご確認ください。
「やっているのに成果が出ない」状態から抜け出すために
施策を続けているのに商談が増えない、リードの質が上がらない。 こうした課題の多くは、戦略と施策のつながりが設計されていないことが原因です。 Sells upは現状の分析と改善の優先順位整理から支援します。
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