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「ひとりマーケター」のあなたへ。こんなお悩み、SATORIのステップメールで解決しませんか?

BtoBマーケティングの最前線で日々奮闘されている担当者、特に限られたリソースで多岐にわたる業務を担う「ひとりマーケター」の皆様は、このような課題に直面していないでしょうか。

「リードは獲得できても、その後のフォローが追いつかない」 「一斉配信のメルマガでは、顧客の心に響いている手応えがない」 「営業部門からは『もっと質の高いリードが欲しい』と言われてしまう」 「Webサイトに来てくれる大多数の“名もなき訪問者”に何もできず、機会損失を感じている」

これらは、多くのBtoBマーケターが抱える根深い悩みです。SATORIのステップメール、すなわち「シナリオ機能」は、こうした課題を解決する効果的な一手、「マーケティングの自動化」というソリューションを提供します。多忙な中でも、顧客一人ひとりの興味関心に合わせた最適なアプローチを実現する仕組みを、この記事で具体的に解説していきます。

獲得したリード、フォローできずに放置していませんか?

セミナーや資料ダウンロードでせっかく獲得した見込み顧客リスト。しかし、日々の業務に追われ、気づけば十分なフォローができないまま“休眠リスト”になってしまう…。この「機会損失」は、特にリソースが限られるマーケティング担当者にとって、看過できない課題ではないでしょうか。

SATORIのシナリオ機能を使えば、リードの属性や行動に応じて、あらかじめ設計したフォローアップメールを自動で送信できます。例えば、資料請求の直後には「お礼メール」を、その数日後には「具体的な活用事例」を送るといった段階的なナーチャリング(顧客育成)を自動化することで、人的リソースを割くことなく、着実にリードを育成し、商談化率の向上を目指すことが可能になります。

一斉配信メルマガの反応が鈍く、効果が見えない…

すべての見込み顧客に同じ内容を一斉配信する従来型のメールマガジンは、顧客の情報感度が高まった現代において、その効果が薄れつつあります。開封率やクリック率が伸び悩み、「この施策は本当にビジネスの成果に貢献しているのだろうか?」と、その費用対効果に疑問を感じる場面も少なくないでしょう。

SATORIのシナリオ機能なら、顧客のWebサイト上での行動履歴や関心事に応じて、配信するコンテンツやタイミングを最適化できます。「価格ページを閲覧した人には導入事例を」「特定のソリューションページを見た人には関連する技術資料を」といったパーソナライズされたアプローチにより、顧客とのエンゲージメントを深め、より強い関係性を構築することができます。

営業部門から「質の低いリードばかり」と言われてしまう…

マーケティング部門が創出したリードを営業部門へ引き渡した際に、「まだ温度感が低い」「アプローチしても反応が薄い」といったフィードバックを受け、部門間の溝を感じた経験はありませんか。この問題の多くは、リードの「質」を測る客観的な基準が共有されていないことに起因します。

SATORIでは、Webサイトの閲覧状況やメールへの反応といった顧客の行動をスコアリングし、一定の基準に達した“ホットリード”を自動で抽出できます。そして、その情報(どのページを何回見たか、など)を添えて営業担当者へリアルタイムで通知することが可能です。これにより、マーケティングは質の高いリードだけを確信をもってパスでき、営業は確度の高い顧客に集中できるため、部門間の連携が強化され、組織全体の生産性向上に貢献します。

【Sells upの視点】その悩み、多くのBtoBマーケターが抱える共通の課題です。解決の鍵は「マーケティングの自動化」にあります。

BtoBマーケティングの現場で直面する課題の根源は、多くの場合「手作業の限界」と「属人化したノウハウ」に行き着きます。特に成長段階にある企業では、事業の拡大にマーケティングリソースが追いつかないという状況が常態化しがちです。

SATORIのシナリオ機能がもたらす「自動化」は、単に業務を効率化するだけではありません。煩雑な手作業から解放されることで生まれた“時間的・精神的な余力”を、本来マーケターが注力すべき戦略立案やコンテンツ企画、データ分析といった、より創造的で付加価値の高い業務へと再投資することを可能にします。マーケティングの成果を非連続的に成長させるためには、この「自動化」を前提とした戦略的な業務設計が不可欠であると、私たちは考えています。

そもそもSATORIのステップメールとは?基本を1分でおさらい

SATORIで実現できる「ステップメール」とは、顧客の行動や属性に合わせて、あらかじめ設計した複数のメールを、適切なタイミングで段階的かつ自動的に配信する仕組みを指します。この一連の自動化されたアプローチを通じて、見込み顧客の育成(リードナーチャリング)や既存顧客との関係性強化を図る、現代のBtoBマーケティングにおける中心的な施策の一つです。

注意!SATORIに「ステップメール」という機能名は存在しない

「SATORIでステップメールを設定したい」と考えて管理画面を探しても、その名称の機能は見つからないかもしれません。しかし、ご安心ください。SATORIでは、ステップメールを実現するための、より高機能で柔軟な仕組みが用意されています。

正式名称は「シナリオ機能」です

SATORIにおいて、ステップメールの役割を担うのが「シナリオ機能」です。公式ヘルプでは以下のように定義されています。  

「シナリオとは、事前に設定した条件やタイミングに沿ってステップメールや社内通知メールの送信、タグの追加を自動で実施する機能です。」 

引用元:SATORIサポートセンター「「シナリオ」について」

メール配信だけでなく、タグの付与や社内通知といった多様なアクションを自動化できる点が、単なるステップメール配信機能との大きな違いです。

メルマガ(点のアプローチ)とステップメール(線のアプローチ)の決定的な違い

メールマガジンとステップメール(シナリオ機能)は、似ているようでその戦略的な思想が全く異なります。メルマガが「今、伝えたい情報」を不特定多数に一斉配信する“点”のアプローチであるのに対し、シナリオ機能は、顧客一人ひとりの状態や行動に合わせて設計された“線”のアプローチです顧客が製品を認知し、理解を深め、最終的に購買へと至るまでのプロセス(カスタマージャーニー)に寄り添い、関係性を構築していくことを目的としています。  

なぜ今、BtoBマーケティングにステップメールが不可欠なのか

BtoB商材は、一般的に検討期間が長く、購入決定には複数の関係者が関与します。そのため、一度接点を持った見込み顧客に対して、彼らの検討フェーズや興味関心に合わせて継続的に情報を提供し、信頼関係を築いていくプロセスが極めて重要です。ステップメール(シナリオ機能)は、この複雑で長期にわたるリードナーチャリングのプロセスを自動化し、質の高い商談を安定的に創出するための不可欠な仕組みと言えるでしょう。

SATORIシナリオ機能の仕組みを徹底解剖!あなたの課題をどう解決できる?

SATORIのシナリオ機能は、主に4つの基本要素を組み合わせて設計します。これらの要素をパズルのように組み合わせることで、シンプルながらも効果的な自動化の仕組みを構築できます。

シナリオを構成する4つの基本要素

①トリガー(開始条件):顧客の「その瞬間」を捉える

トリガーは、シナリオを開始させる「きっかけ」です。「資料請求フォームの送信」「特定ページの閲覧」「設定したスコアへの到達」など、顧客の“ホットな瞬間”を捉え、最適なアプローチを自動でスタートさせます。

②リアクション(実行内容):メール配信だけじゃない多彩なアクション

トリガーをきっかけに、システムが実行するアクションです。メール配信はもちろんのこと、「特定のタグを付与する」「営業担当者へ社内通知メールを送る」といったアクションも設定可能。これにより、リードの状態管理や部門間連携もスムーズに行えます。

③条件(分岐):顧客ごとに最適なアプローチを自動化

シナリオの途中で、顧客の属性や行動に応じてプロセスを分岐させることができます。例えば、「送ったメールを開封したか/していないか」で次のアクションを変えるなど、よりパーソナライズされたコミュニケーションを実現します。

④タイミング(実行時期):「待つ」ことも重要な戦略

各アクションを実行するタイミングを柔軟に設定できます。「3日後の午前10時」といった絶対的な指定だけでなく、「特定のタグが付与されるまで待つ」といった、顧客の行動を起点とした待機設定も可能です。これにより、顧客のペースに合わせた無理のないアプローチが実現します。

【Sells upの視点】機能の多さより「組み合わせ」が重要。まずはシンプルな設計から始めるのが成功の秘訣です。

MAツールを検討する際、つい機能の豊富さに目が行きがちですが、本当に重要なのは「自社の課題を解決するために、どの機能をどう組み合わせるか」という視点です。SATORIのシナリオ機能の優れた点は、非常にシンプルな設計からスタートし、運用を通じて得られたデータや知見をもとに、段階的に高度なシナリオへと進化させられる柔軟性にあります。

まずは「特定の資料をダウンロードした人(トリガー)に、3日後にお礼と関連情報のメールを送る(リアクション+タイミング)」といった最小構成で始めてみましょう。小さな成功体験を積み重ね、自動化の価値を実感することが、MA運用を組織に定着させるための最も確実な一歩です。

SATORIの真価はここにある!競合MAツールにはない「匿名顧客へのアプローチ」

SATORIを他のMAツールと一線を画すものにしている最大の強み、それは「匿名顧客」へのアプローチ能力です。

多くのMAツールが見逃している「サイト訪問者の98%」という宝の山

BtoBサイトの訪問者のうち、フォーム入力や資料請求などで個人情報を残してくれるのは、わずか数パーセントと言われています。残りの98%とも言われる「匿名顧客」は、製品やサービスに興味を持っている可能性が高いにもかかわらず、従来のアプローチではその存在を捉えることすら困難でした。SATORIは、この膨大な機会損失の領域に光を当て、これまでアプローチできなかった潜在顧客層をマーケティングの対象へと変えることができます。

SATORI独自の強み:「シナリオ機能」×「ポップアップ機能」の連携術

行動履歴から「高関心な匿名顧客」を自動でセグメント

SATORIは、まだ個人情報が不明な匿名顧客であっても、Cookie情報を基にその行動履歴を追跡・蓄積します。そして、「価格ページと導入事例ページを両方閲覧した」といった行動パターンに基づき、関心度の高い匿名顧客を自動でセグメント化(グループ分け)することが可能です。

最適なタイミングでポップアップを表示し、実名リード化を促す

ここからがSATORIの真骨頂です。上記の高関心セグメントに合致した匿名顧客が、次にサイトを訪れたタイミングを捉え、シナリオ機能が発動。「今なら競合製品との機能比較シートを無料でダウンロードいただけます」といったポップアップを自動で表示させることができます顧客の興味が最高潮に達した瞬間を逃さず、有益な情報提供と引き換えに、実名リードへの転換(コンバージョン)を促すのです。

【Sells upの視点】SATORIは単なるメール配信ツールではありません。「リード創出エンジン」と捉えることで、その価値は飛躍的に高まります。

多くのMAツールが、フォーム登録などで獲得した「実名リードの育成」を主戦場としているのに対し、SATORIは、その前段階である「匿名顧客から実名リードを創出する」領域に大きな強みを持っています。Webサイトへのアクセスそのものをリード獲得の起点と捉え、ポップアップ連携やセグメンテーションを駆使することで、Webサイト自体を能動的な「リード創出エンジン」へと進化させることができるのです。この思想の違いを理解することが、SATORIの価値を最大限に引き出す鍵となります。

コピペで使える!BtoBマーケティング実践シナリオテンプレート3選

ここでは、SATORIを導入後すぐに実践できる、BtoBマーケティングで効果実証済みのシナリオテンプレートを3つご紹介します。

【テンプレート1】ホワイトペーパーDL後の王道フォローアップシナリオ

目的:ダウンロードされたコンテンツへの理解を深め、さらなる情報提供を通じて関係性を構築し、商談化へと繋げる。

  • Day 0(ダウンロード直後): お礼と資料送付メールを自動配信。まずは迅速な対応で信頼感を醸成します。

  • Day 3: ダウンロード資料と関連性の高い「導入事例」や「お役立ちブログ記事」を配信。顧客が抱える課題への共感を深め、解決策への理解を促進します。

  • Day 7: エンゲージメントに応じた分岐(タグスイッチ活用)。Day3のメール内リンクをクリックした「高関心層」には、より具体的な製品機能を紹介する詳細資料を案内。クリックしなかった層には、別の切り口のコンテンツを送り、関心を喚起します。

  • Day 14: 最終的に、Webセミナーや個別相談会への参加を案内するメールを配信し、具体的なアクション(商談化)を促します。

【テンプレート2】機会損失を防ぐ「匿名→実名転換」自動化シナリオ

目的:サイト内行動から関心度の高い匿名顧客を特定し、ポップアップ機能を用いて能動的に実名リード化を図る。

  • トリガー設定: 匿名顧客が「価格ページ」と「導入事例ページ」の両方を閲覧した場合に、自動で「高関心匿名セグメント」に追加。

  • アクション: 上記セグメントに合致した顧客が、後日サイトを再訪した際に、「限定資料ダウンロード」を促すポップアップを自動表示。

  • ゴール: ポップアップ経由でフォームが送信され実名化されたら、即座に【テンプレート1】のようなナーチャリングシナリオへ自動で移行させます。これにより、機会損失を最小限に抑えます。

【テンプレート3】営業との連携を強化する「MQL自動通知&リサイクル」シナリオ

目的:客観的な基準でMQL(Marketing Qualified Lead)を定義し、営業へスムーズに連携。取りこぼしを防ぐ仕組みを構築する。

  • トリガー設定: 顧客の行動スコアが規定値(例: 100点)に達した時点で、自動的に「MQL」タグを付与。

  • アクション1: 営業担当者へ、対象リードの情報とホットになった理由(閲覧ページなど)を記載したホットリード通知メールを即時送信迅速なアプローチを促します。  

  • アクション2: 14日後、営業からの接触がない場合(例: 営業が入力する「接触済み」タグがない場合)、リマインド通知を自動実行。それでもアクションがなければ、リードを再度マーケティングのナーチャリングフローに戻し(リサイクル)、継続的にフォローします。

結局どのMAツールがいいの?SATORIと主要競合を徹底比較

MAツール選定で重要なのは、自社の事業フェーズやチームの成熟度に合ったツールを選ぶことです。ここではSATORIの市場における立ち位置を、主要な競合ツールと比較しながら解説します。

SATORIの戦略的ポジションとは?

SATORIは、「匿名顧客へのアプローチ能力」「国産ツールならではの運用しやすさ」を両立させている点に大きな特徴があります。エンタープライズ向けの超高機能ツールほどの複雑さはなく、かといって機能が限定的なシンプルツールでは物足りない、そんな成長意欲の高い中堅企業のマーケティングチームにとって、最適な選択肢となり得るポジションにいます。

機能・価格・サポートで見るMAツール比較表

特徴/側面

SATORI

Marketo Engage / Account Engagement (旧Pardot)

BowNow

主要な強み

匿名マーケティングとリードジェネレーション

CRMとの深い連携とエンタープライズ規模のナーチャリング

シンプルさと導入の容易さ

匿名顧客へのアプローチ

◎ 非常に得意(ポップアップ等で能動的にアプローチ)

△ 限定的(主に実名リードが対象)

△ 限定的

運用開始のしやすさ

高(直感的なUIと手厚い日本語サポート)

低(習熟に専門知識と時間が必要)

非常に高(機能を絞り込みシンプルさを追求)

価格帯

中価格帯

高価格帯

低価格帯/フリーミアムあり

理想的なユーザー像

専任者が不在でも本格的なMA運用を始めたい中堅企業

専任チームと成熟した営業プロセスを持つ大企業

MAを初めて導入する、またはシンプルな運用を求める中小企業

vs Marketo Engage / Account Engagement (旧Pardot):エンタープライズ向けとの違い

MarketoやAccount Engagementは、非常に高機能でカスタマイズ性も高い反面、その能力を最大限に引き出すには専門知識を持つ人材と相応の予算が求められます。SATORIは、多くの日本企業にとって「使いこなせる」機能にフォーカスし、特にリード獲得の領域で独自の強みを発揮します。

vs BowNow:シンプルMAとの違い

BowNowは、MAツール初心者でも迷わず使えるシンプルさが魅力です。一方SATORIは、そのシンプルさに加え、匿名顧客のセグメンテーションやポップアップ連携といった、より“攻め”のマーケティング施策を実行できる機能が充実しています。

【Sells upの視点】ツールの優劣ではなく、自社の事業フェーズとの相性が最も重要です。選定に迷ったら専門家への相談も有効です。

MAツールの選定で陥りがちなのが、「機能の多さ」や「価格の安さ」だけで判断してしまうことです。最も重要なのは、自社の事業戦略やマーケティングチームの現状と、ツールの思想が合致しているかです。導入前に自社の課題を明確にし、将来の拡張性も見据えた上でツールを選定することが成功の鍵となります。もし選定に迷われた際は、複数のツールを客観的に比較できる第三者の専門家に相談することで、より的確な意思決定が可能になります。

SATORI導入で失敗しないために。成果を最大化する3つのポイント

MAツールは導入すれば自動的に成果が出る魔法の杖ではありません。ここでは、導入を成功に導き、成果を最大化するための重要なポイントを解説します。

ポイント1:施策のROI(投資対効果)をどう計測するか?

開封率・クリック率だけで終わらない、KGIに繋がるKPI設定の考え方

施策の評価指標がメールの開封率やクリック率に留まっていては、その施策が本当にビジネスの成長に貢献したのかを証明できません。「そのシナリオから何件の商談が生まれたか」「最終的にいくらの受注に繋がったか」といった、最終目標(KGI)に紐づくKPI(重要業績評価指標)を設定することが極めて重要です

SATORIのキャンペーン機能を使った効果測定の方法

SATORIには、施策ごとの成果を計測するための「キャンペーン機能」が搭載されていますシナリオを作成する際にキャンペーンと紐づけることで、「このシナリオ経由のコンバージョン数」や「キャンペーン全体の到達率」などを可視化でき、データに基づいた客観的な施策改善(PDCA)サイクルを回すことが可能になります。  

ポイント2:MA導入でよくある5つの失敗要因とSATORIでの克服法

失敗要因①:戦略なき運用 → SATORIの「キャンペーン設定」が羅針盤に

目的が曖昧なままツールを使い始めると、施策が散発的になり、成果が出ないばかりか、何が原因かも分からなくなります。SATORIではシナリオ作成時に「キャンペーン設定」を行うことで、施策の目的を明確にし、戦略に基づいた運用をサポートします。

失敗要因②:コンテンツ不足 → ポップアップからのスモールスタートが可能

「ステップメールで送るコンテンツがない」という悩みは非常に多く聞かれます。その場合は、まずポップアップ機能を活用し、「限定資料の案内」や「セミナー告知」など、単一のコンテンツを使った施策から始めてみましょう。小さな成功体験を積み重ねることが、継続のモチベーションに繋がります。

失敗要因③:営業との連携不備 → 「社内通知メール」が架け橋に

営業部門との情報連携不足は、ホットリードの取りこぼしに直結します。SATORIの「社内通知メール」機能を使えば、顧客の熱が高まった瞬間にリアルタイムで営業担当者へ情報を共有でき、部門間のスムーズな連携を実現します。

失敗要因④:ツールの複雑さ → 国産ならではのUIと手厚いサポート

SATORIは日本企業向けに開発されており、直感的で分かりやすい管理画面(UI)と、充実した日本語のサポート体制が強みです操作に不安がある場合でも、無料のハンズオンセミナーやサポートサイト、個別相談会などを活用することで、安心して運用を軌道に乗せることができます

失敗要因⑤:リソース不足 → 自動化こそが根本的な解決策

「人手が足りない」という課題を抱えている企業こそ、MAによる自動化の恩恵を最も大きく受けられます。SATORIのシナリオ機能は、まさに少人数体制でもマーケティング成果を最大化するために設計された仕組みです。

【Sells upの視点】ツールはあくまで道具です。成功の鍵は「導入前の戦略設計」と「部門間の合意形成」にあります。

MA導入の成否を分ける最大の要因は、ツールの機能そのものよりも、「導入前にどれだけ緻密な戦略を描けているか」そして「マーケティングと営業が同じ目標に向かって連携できているか」という点に尽きます。導入に着手する前に、関係部署を巻き込み、「どのような顧客を」「どのように育成し」「どのタイミングで営業に引き渡すのか」という共通認識を形成することが不可欠です。SATORIは、その戦略を実行するためのプラットフォームとなります。

まとめ:SATORIのステップメールは、マーケティング活動を「点」から「線」へ進化させる強力な武器

本記事では、SATORIのステップメール、すなわち「シナリオ機能」について、その基本から競合比較、実践的な活用法までを網羅的に解説しました。

SATORIシナリオ機能で実現できることの再確認

  • リードの属性や行動に合わせた、きめ細やかなフォローアップの自動化

  • これまでアプローチできなかった匿名顧客の実名化と、その後のナーチャリング

  • データに基づいた客観的な基準による、営業部門とのスムーズな連携

  • 少人数体制でもマーケティング成果を最大化する、効率的な運用基盤の構築

SATORIのシナリオ機能は、単なるメール配信ツールではなく、貴社のマーケティング活動を「点」の施策から、顧客と長期的な関係を築く「線」の戦略へと進化させる“自動化エンジン”です。

まずは無料デモや資料請求から第一歩を

SATORIを導入した場合の具体的なイメージを掴むためには、無料のデモを体験したり、詳細な資料を確認したりするのが最も効果的です。自社の課題を相談しながら、最適な活用法を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。

MAツールの導入・活用に本気で取り組むならSells upへご相談ください  

マーケティングオートメーションの導入や、導入後の成果最大化に課題をお持ちでしたら、ぜひ一度Sells upの専門コンサルタントにご相談ください。貴社のビジネス課題や目標に真摯に向き合い、最適な導入・活用プランを共に描き、その実行をご支援いたします。

BtoBマーケティングのご相談はSells upへ

Sells upはデータに裏打ちされたマーケティング活動を通じて売上成長を実現するBtoBマーケティング専門のエージェンシーです。 まずはお気軽にご連絡ください。

株式会社Sells up
武田 大
株式会社AOKIにて接客業を、株式会社リクルートライフスタイル(現:株式会社リクルート)にて法人営業を経験した後、株式会社ライトアップでBtoBマーケティングを担当。その後、デジタルマーケティングエージェンシーにてBtoBマーケティングの戦略設計/施策実行支援、インサイドセールスをはじめとしたセールスやカスタマーサクセスとの連携を通じたマーケティング施策への転換といった支援を行い、2023年に株式会社Sells upを設立。BtoBマーケティングの戦略設計/KPI設計はもちろん、リードジェネレーション施策やナーチャリング、MA/SFA活用を支援し、業界/企業規模を問わずこれまでに約80社以上の支援実績を持つ。Salesforce Certified Marketing Cloud Account Engagement Specialist/Tableau Desktop SpecialistのSalesforce認定資格を保有。