【最新】BtoB向きのMAツールおすすめ7選と失敗しない選び方
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「時代の変化に伴いマーケティングにも力を入れていくことになった。マーケティング部門の立ち上げと同時にMAツールを導入したいけれど自社に合うMAツールはどれだろう」
「限られた人員でマーケティングを進めるためにMAツールを導入したい。BtoB領域に特化したMAツールはあるんだろうか」
見込み客の検討期間が長く戦略的なアプローチが求められるBtoB領域では、主要なマーケティングツールとして「MAツール」を導入している企業が増えています。
いざMAツールを見てみると種類が豊富で「BtoB企業はどのMAツールを選べばいいのか」と悩む担当者は多いでしょう。
BtoB企業へのMAツール導入実績が豊富なSells upがおすすめする、BtoBで使えるMAツールは下記のとおりです。どのMAツールも、BtoB領域で活用されています。
※リンクをクリックすると該当のツール部分に移動します
MAツール | 特徴 |
|---|---|
| Marketing Cloud Account Engagement | ・見込み客の育成とAIを活用した優先度の判定に強みがある |
| HubSpot Marketing Hub | ・見込み客の育成フェーズの機能が充実している |
| Adobe Marketo Engage | ・機能が豊富でカスタマイズ性が高い |
| SATORI | ・見込み客の獲得に強く匿名の見込み客を特定する機能などが揃っている |
| Kairos3 Marketing | ・MAとSFA一体型のツールで見込み客獲得から商談化まで管理できる |
| List Finder | ・BtoBの中小企業、中堅企業向けで使いやすい機能が揃っている |
| BowNow | ・初めてMAツールを活用する担当者に寄り添い複雑な操作をできるだけ減らしている |
ただし、MAツールは「機能が多い」「認知度が高い」などの情報だけで選ぶと、導入後に思ったように活用できない失敗に陥ります。
自社の導入目的や戦略設計を踏まえて、どのように活用するのかをイメージしながら成果につながるツールを選定することが大切です。
そこで本記事では、BtoB向けのMAツール7選とMAツールを選ぶときに知っておきたいポイントをご紹介します。
最後まで読めば、あなたの企業にはどのMAツールが向いているのか分かります。MAツールで成果を出して売上、認知拡大などにつなげるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
1.BtoBで使えるMAツールおすすめ7選
まずは、BtoBで使えるおすすめのMAツールを厳選してご紹介します。これから紹介するMAツールを機能の多さ、使いやすさを軸に分類すると下記のようになります。

※リンクをクリックすると該当のツール部分に移動します
| MAツール | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| Marketing Cloud Account Engagement | 月額:150,000円~ | ・見込み客の育成とAIを活用した優先度の判定に強みがある |
| HubSpot Marketing Hub | 月額1,080円~ | ・見込み客の育成フェーズの機能が充実している |
| Adobe Marketo Engage | 要問い合わせ | ・機能が豊富でカスタマイズ性が高い |
| SATORI | ・初期費用:300,000円(税別) | ・見込み客の獲得に強く匿名の見込み客を特定する機能などが揃っている |
| Kairos3 Marketing | 月額15,000円(税別)~ | ・MAとSFA一体型のツールで見込み客獲得から商談化まで管理できる |
| List Finder | 月額45,000円~ | ・BtoBの中小企業、中堅企業向けで使いやすい機能が揃っている |
| BowNow | 月額36,000円(税抜)~ | ・初めてMAツールを活用する担当者に寄り添い複雑な操作をできるだけ減らしている |
MAツールは見込み客の獲得から商談化までを支える機能が搭載されている点は共通していますが、細かな機能や使いやすさ、サポートなどに差があります。MAツールごとの特徴を理解して、比較検討してみましょう。
1-1.Marketing Cloud Account Engagement

出典:Marketing Cloud Account Engagement公式サイト
【Marketing Cloud Account Engagementの特徴】 ・クロスチャネルジャーニーやアカウントベースエンゲージメントなど見込み客の育成に活用できる機能が充実している |
「Marketing Cloud Account Engagement」は、「Salesforce」が開発したBtoB向けのMAツールです。
CRM(顧客管理システム)の「Salesforce」上に構築されており、見込み客の育成と、AIを活用した優先度の判定に強みがあります。
項目 | 機能の概要 |
|---|---|
見込み客の育成 | ・クロスチャネルジャーニー:メールやSNS、ウェビナーなどさまざまなチャネルで見込み客の育成ストーリーを設計して接点を継続できる |
AIを活用した リードスコアリング | ・行動と属性を軸にAIが自動で優先度を選別。特定の行動に達したときには営業に自動でアラート通知が届く |
※プランにより搭載されている機能が異なります
例えば、見込み客の育成では問い合わせやLP、メールの作成負担を軽減する機能が用意されています。それだけでなく、マルチチャネルを使い見込み客の育成ストーリーを設計して接点を継続することも可能です。
AIを活用したリードスコアリングでは行動と属性を軸に、AIが自動で優先度を選別できます。効率よくスコアリングや営業との連携が進められる点も特徴です。
また、豊富な拡張機能が用意されているため、MAツールの活用目的に応じて収益管理やデータの利活用など活用の幅を広げられます。
導入企業の声 |
|---|
・施策ごとの投資対効果が定量的に把握できるようになりました。データに基づき、成果の高い施策へ予算とリソースを集中できる環境が整いました。 他の事例は下記の記事で詳しく解説しています ![]() |
Marketing Cloud Account Engagementの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | Salesforce |
| 主な機能※1 | ・リードの獲得、管理 |
| 費用※2 | ・Growth:月額150,000円 |
| 主なサポート | ・学習コンテンツ |
| セキュリティ | - |
| 公式サイト | Salesforce公式サイト |
※1:機能は費用プランにより異なります
※2:費用は年間契約の場合
1-2.HubSpot Marketing Hub

出典:HubSpot公式サイト
【HubSpot Marketing Hubの特徴】 ・見込み客の育成フェーズの機能が充実しており効率化、高度なパーソナライズ化が見込める |
「HubSpot Marketing Hub」は、「HubSpot」が提供しているMAツールです。利用ユーザーの83%がリード創出数の向上を実感しており、リードの獲得から商談化までを一貫して管理できる機能が揃っています。
とくに、見込み客の育成フェーズの機能が充実しており、AIを活用した効率化、よりパーソナライズ化したコンテンツ提供などが見込めます。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| パーソナライズ機能 | ・データをもとに最適なコンテンツを分析して提案する |
| AIを活用したメール配信 | ・AIを活用してパーソナライズされたメールを簡単に作成する |
| 類似リスト | ・リスト内の有望な顧客から類似している見込み客を抽出する |
※プランにより利用できる機能が異なります
例えば、類似リストでは、エンゲージメント率の高い顧客に類似した見込み客に絞り込み、キャンペーンなどのメールを配信することで、見込み客育成の成果を高めていきます。
また、メール配信では、AIが反応がありそうな見込み客を予測して、適切な配信タイミングを予測することが可能です。
このように、見込み客育成の負担を減らしつつも、成果につながる施策を回せる体制を整えたい場合に向いているMAツールだと言えるでしょう。
導入企業の声 |
|---|
・今後関わるであろうメンバーが最も運用しやすい、それでいて今後のシナリオ展開に耐えうるツール、また適正なコスト感を考慮した時に、HubSpot以外ありませんでした。 |
| HubSpot Marketing Hubの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | HubSpot |
| 主な機能※1 | ・問い合わせ作成 |
| 費用※2 | ・無料:0円 |
| 主なサポート | ・ユーザーコミュニティ |
| 主なセキュリティ | ・暗号化通信 |
| 公式サイト | HubSpot公式サイト |
※1:機能は費用プランにより異なります
※2:費用は月額支払いの場合
1-3.Adobe Marketo Engage

【Adobe Marketo Engageの特徴】 ・マーケティング初心者から上級者まで使える豊富な機能が揃っている |
「Adobe Marketo Engage(マルケト)」は、「Adobe」が提供しているBtoBに向いているMAツールです。リードの質向上や業務効率化に成功した事例が複数あり、さまざまな企業で導入されています。
「Adobe Marketo Engage」は、企業の課題や目的に応じて使える豊富な機能が揃っている点が特徴です。
| 項目 | 機能例 |
|---|---|
プロファイルとオーディエンス | ・AIを活用したセグメント(イベント出席の予測、メルマガ登録解除の予測など)によりリーチ、ターゲティングの精度を高める |
オムニチャネル顧客エンゲージメント | ・メールやLP、チャットボットなどさまざまなコンテンツ作成を効率化できる |
パーソナライズ化したコンテンツ | ・特定の条件を定義することで名前や日付、テキストなどをすぐにカスタマイズできる |
キャンペーンのオペレーション | ・ルールとAIを組み合わせてメール配信やリードのスコアリングなどを簡略化できる |
セールスの生産性のパフォーマンス向上 | ・登録したタイミングでチームやオペレーターにアラート通知ができる |
マーケティング分析 | ・キャンペーンやメールなど目的に合うレポートを簡単に作成できる |
例えば、メール配信ではテンプレートなどを使って簡単にメール作成ができるだけでなく、必要な情報を自動更新してパーソナライズすることが可能です。
一方で、「Adobe Marketo Engage」は状況に応じたサポートページが不足しており「自社ではどうすればいいのか」判断しにくい傾向があります。
カスタマイズ性の高さを有効活用するには、知見のある担当者がいないと難しい可能性があるでしょう。
導入企業の声 |
|---|
・コンテンツを短時間で大量生産できる柔軟性と拡張性が、優れた点だと思います。イレギュラーな案件が突発的に発生したときにも、過去の施策を複製して微調整すれば新たな施策ができます。少ない人員でも無理なく対応できるようになりました。 ・Adobe Marketo Engageの導入により、人間にしかできないことに集中・特化できました。顧客の満足度を下げることなく営業活動の効率を高め、対面だからこそ求められる顧客に寄り添った提案やコミュニケーションにより時間を割きたいです。 |
Adobe Marketo Engageの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | Adobe |
| 主な機能※1 | ・リードデータベースとアカウントデータベース |
| 費用※2 | ・Growth(コア機能のみ):- |
| 主なサポート | ・オンラインサポート |
| 主なセキュリティ | ・SOC 2-Type 2(セキュリティ、可用性、機密性などの第三者機関の報告書) |
| 公式サイト | Adobe公式サイト |
※1:機能は費用プランにより異なります
1-4.SATORI

出典:SATORI公式サイト
【SATORIの特徴】 ・1,500社以上の導入実績があり幅広い業種で活用されている ・MAツールを初めて導入する担当者でも使えるようなサポート体制が整っている |
「SATORI」は、「SATORI株式会社」が提供している国産のMAツールです。見込み客の獲得に強く、必要な情報を収集して次の行動につなげる機能が揃っています。
とくに、BtoBでは「自社サイトに訪問している企業が分からない」など、匿名の見込み客の情報収集が課題になりやすいです。
「SATORI」では自社サイトを訪問した企業名をIPアドレスから判別して、見込み客獲得につなげます。
【匿名の見込み客を特定する機能:アクセス企業リスト】 自社サイトを閲覧した見込み客の企業名をIPアドレスから判別して確認。フォローにつなげることができる |
また、MAツール導入経験のないマーケティング担当者でも使えるように、操作性とサポートにこだわっている点も大きな強みです。
| 機能 | 機能の概要 |
|---|---|
初期設定 | ・データベースの設計、導入作業が不要になっている |
操作性 | ・マーケティング初心者でも使いやすいUI UX設計になっている |
サポート | ・導入前から導入後まで多様なサポートメニューが揃っている |
とくに「SATORI」を使いこなすためのサポート体制が手厚く、オンラインでのミーティングや各種セミナーが用意されています。
24時間365日問い合わせができるオンラインサポートもあるので、操作で悩んだときにすぐに相談できる体制が整っています。
導入企業の声 |
|---|
・マーケティング未経験者なのでサポートサイトに活用方法が豊富に掲載されている、サポート体制がしっかりしているところが現状に合っていると感じました。 ・今後より多くの顧客にサービスを提供していきたいと考えています。そのためにも新規リードを創出する機能が豊富な点は一番高評価でした。 ・営業担当者別ではなく、組織として顧客管理できるようになったことで、これまで営業担当と顧客一対一であったコミュニケーションが、弊社対顧客へとイメージが変化しました。 |
SATORIの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | SATORI株式会社 |
| 主な機能 | ・アクセス企業リスト |
| 費用 | ・初期費用:300,000円(税別) |
| 主なサポート | ・オンラインサポート(24時間365日受付) |
| 主なセキュリティ | ・通信の暗号化 |
| 公式サイト | SATORI公式サイト |
1-5.Kairos3 Marketing

【Kairos3 Marketingの特徴】 ・MAとSFA一体型のツールで見込み客獲得から商談化までを一貫して管理できる ・見込み客単位で情報管理ができて現状把握がしやすくなっている |
「Kairos3 Marketing」は、「カイロスマーケティング株式会社」が提供するMAとSFA(営業管理)が一体化したツールです。自社開発だからこそできる、日本特有の商習慣をふまえた機能にこだわっています。
とくに、意思決定の加速と見込み客単位での管理に強みがあり、スピード感を持ち必要な施策に取り組める点が特徴です。
| 強みがある項目 | 概要 |
|---|---|
意思決定の加速 | ・見込み客獲得から商談・受注までを一元管理できる |
見込み客単位での管理 | ・見込み客の行動に応じたメールを自動配信できる |
「Kairos3 Marketing」はリード獲得から受注までを一元管理できるので、部署をまたぐ情報の共有や連携がしやすくなります。組織全体で同じ見込み客情報をベースに会話ができるので、より迅速で的確な施策を検討できます。
また、セキュリティを強化するセキュアなファイル共有や独自ドメインを装備している点も特徴です。顧客情報を守りながら、各施策に活用できるでしょう。
導入企業の声 |
|---|
・操作が本当に簡単で、イベント集客用のフォーム作成、集客メール配信もすぐにできてしまいます。イベント開催が億劫だと感じることが全くなくなりました。 ・グループ会社含めて一定の運用ルールが整い、クロスセールスでの営業管理が大きく変わりました。ファイル破損の心配や会社名のゆらぎも解消され、データの精度が高まりました。 ・画面がシンプルで、専門用語にはカーソルを合わせると説明文がポップアップで出てきます。導入後の活用ではサポートに細かくフォローしていただけることも決め手となりました。 |
Kairos3 Marketingの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | カイロスマーケティング株式会社 |
| 主な機能※1 | ・リード管理、リードレポート |
| 費用 | ・スタンダードプラン:月額15,000円(税別)~ |
| 主なサポート | ・専用フォームからの問い合わせ |
| 主なセキュリティ | ・SSL証明書発行・自動更新 |
| 公式サイト | Kairos3 Marketing公式サイト |
※1:機能は費用プランにより異なります
1-6.List Finder

【List Finderの特徴】 ・BtoBの中小企業、中堅企業向けの無理なく使える機能が揃っている ・継続率99%で初心者でも使いやすい設計と充実のサポートに定評がある |
「List Finder」は、株式会社Innovation X Solutionsが提供するBtoB向けのMAツールです。
初めてMAツールを活用する中堅、中小企業の担当者が直感的に使えるちょうどいい範囲の機能を網羅している点が特徴です。「機能が多すぎて混乱する」「手順が複雑で分からない」などを回避して、継続的な利用を目指せます。
具体的には、ホットリードの商談獲得に向けた機能に的を絞った下記のような機能が揃っています。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
見込み客情報の管理 | ・インポートした見込み客データに企業属性を付与して分かりやすく管理できる |
見込み客の育成 | ・セミナー申込みや資料ダウンロードなどのフォームを簡単に作成できる |
| アプローチ管理 | ・ホットリードをアラート通知して営業に連携できる |
例えば、メール配信機能では直感的にメール作成ができるだけでなく、メール配信後の行動履歴の確認やABテストなどメールマーケティングに必要な機能が揃っています。
また、導入後のサポートとしてはメールでの問い合わせだけでなく、パソコン画面を見ながら操作方法をサポートする「Web会議サポート」なども用意している点が特徴です(プランにより有無が異なります)。
導入目的や課題の整理、活用のゴール策定などの支援もしているので、自社でどのようにMAツールを活用していくのかという部分からサポートしてもらえます。
導入企業の声 |
|---|
・実際に名刺データをインポートして使ってみたところ、活用できそうなデータが取れました。目に見える効果が出たので社内でも「これは使えそうだ」と導入が進みました。 ・Web解析ツールでは取得できなかった「どこの誰がどのページを閲覧しているのか」が分かるようになり、ナーチャリング活動ができるようになりました。 ・導入後にWeb会議での導入初期設定や運用の相談ができる、メール配信の文面作成のアドバイスなどをしていただけたりすると聞き、安心感がありました。 |
List Finderの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社Innovation X Solutions |
| 主な機能※1 | ・企業属性付与 |
| 費用 | ・フリー:月額0円 |
| 主なサポート | ・テクニカルサポート |
| 主なセキュリティ | ・「ISO/IEC 27017:2015」認証の取得 |
| 公式サイト | List Finder公式サイト |
※1:機能は費用プランにより異なります
1-7.BowNow

出典:BowNow公式サイト
【BowNowの特徴】 ・15,000社を超える企業で導入実績がある ・初めてMAツールを活用するマーケティング、営業担当者に寄り添い使いやすさ、シンプルな機能を重視している |
「BowNow」は、「クラウドサーカス株式会社」が提供しているMAツールです。
初めてのMAツールに必要な機能を備えているシンプルな設計で、「これからマーケティングを始めたい」「MAツールを使ったマーケティングをスモールスタートしたい」という企業に選ばれています。
マーケティング部門や特定の担当者だけでなく、チーム全体で使える下記のような機能が揃っています。
【チーム全体で使える機能の例】 ・MAツール活用時に難易度の高いシナリオ設計やスコアリングをしなくても自動的にステータス分類ができてホットリードが分かる・ウォッチ企業にアクションがあったら自動でアラート通知を受け取れる ・40種類以上のメールテンプレートがあり目的に応じて簡単にメールを作成できる |
とくに、MAツール導入時に難しいシナリオ設計、スコアリングなどの作業が不要で、簡単なテンプレートを作成すればホットリードを可視化できる点は大きな強みです。
また、各機能の操作性にもこだわっているので、初心者であっても直感的な操作で使えるようになります。
有料プランの場合は勉強会とミーティングを組み合わせた「スタートアッププログラム」を活用できるため、基礎的な機能を理解してから本格的な運用に移行できます。
導入企業の声 |
|---|
・MAツールを最大限に活用していない、これからMAツールを導入する企業にとって必要な機能は十分にある、と納得できたことが導入の決め手でした。 ・マーケティングの仕組みができてMAツールの運用を社内で最低限回せるようになったのは大きな成果です。 ・海外ベンダーの高機能なMAツールでは、シナリオ設計やスコアリングなどに手間がかかります。BowNowはABMテンプレートを使ったマーケティングを推進しており、初心者がつまずきやすいシナリオ設計やスコアリングは後回しでいいという考え方が圧倒的な差別化要素になりました。 |
BowNowの概要 | |
|---|---|
| 提供元 | クラウドサーカス株式会社 |
| 主な機能※1 | ・企業解析(アクセス解析) |
| 費用 | ・フリープラン:0円 |
| 主なサポート | ・オンライン勉強会 |
| 主なセキュリティ | ・ドメイン認証 |
| 公式サイト | BowNow公式サイト |
※1:機能は費用プランにより異なります
2.BtoB企業がMAツールを選ぶときの5つのポイント
ここまで、BtoB企業に向いているMAツールの機能や特徴をまとめて解説しました。
「自社にはこのMAツールが合うかな」と感じたものが見つかったかもしれませんが、ここで注意したいのは機能や性能だけでMAツールを選ばないという点です。
「機能が豊富」「気になる機能がある」という視点だけでツールを選ぶと、導入後に有効活用できなかったという失敗に陥りやすいです。そこでここでは、BtoB企業がMAツールを選ぶときに知っておきたい5つのポイントをご紹介します。
BtoB企業がMAツールを選ぶときの5つのポイント |
|---|
・MAツールを活用する目的に合う機能がある |
このポイントと機能、コストなどを踏まえてMAツールを選ぶと、ツール選定時の失敗を避けられます。どのような点に着目するべきか、参考にしてみてください。
2-1.MAツールを活用する目的に合う機能がある
1つ目は、MAツールを活用する目的に合う機能があることです。いくら多くの機能があっても自社がMAツールを活用する目的に合う機能がなければ、成果につながりにくくなってしまうためです。
「1.BtoBで使えるMAツールおすすめ7選」で見てきたように、どのツールにも基本的には見込み客の獲得から育成、商談化までをサポートする機能が備わっています。
その中で細かな機能や強みに差があるので、この部分が自社の目的と一致しているか確認しましょう。例えば、見込み客の獲得フェーズに課題があるBtoB企業は多いでしょう。
見込み客の獲得に力を入れたい場合は、見込み客獲得のフェーズでどのような機能が使えるのか比較します。
【見込み客獲得フェーズでの機能例】 ・オフライン、オンライン問わず接点のある見込み客の一元管理 |
見込み客との主な接点がWeb上に限定されている場合は、自社サイトを訪問した匿名見込み客の判定やWebサイトでの行動のトラッキングなどの機能を確認するといいでしょう。
一方で、展示会やセミナーなどオフラインでも接点がある場合は、名刺情報の管理機能やセミナー申し込み者の管理機能などがあると、見込み客の獲得がしやすくなります。
このように、自社がなぜMAツールを導入するのかという目的を軸に、本当に必要な機能、各MAツールの強みを踏まえて比較検討していくことが重要です。
2-2.導入済みのツールやサービスと連携できる
2つ目は、導入済みのツールやサービスと連携できることです。
BtoBの場合は検討期間が長い、複数の意思決定者が関わるという特質上、見込み客の獲得から契約までを複数のツールで管理するケースがあります。

このときにツール間でスムーズな連携ができないと、下記のようなトラブルが起こります。
【スムーズな連携ができないと起きること】 ・データの受け渡しができずに分断されてしまう |
このようなトラブルを防ぐためにも、導入前の時点で連携ができるMAツールなのか確認しておきましょう。
Webサイトには代表的な連携ツールしか記載していない場合が多いので、記載のないCRMやSFAを使っている場合は問い合わせをすることをおすすめします。
このときに「〇〇ツールと連携ができますか?」と聞くだけでなく「〇〇ツールと顧客データを連携できますか?」と実現したい行動を基準に確認しておくと、大きなトラブルを避けられます。
【広告やSNSなど連携したいサービスがある場合も連携できるか確認する】 CRMやSFAだけでなく、広告やSNS、外部サービスなど連携して使いたいツール、サービスがある場合は、問題なく連携できるか事前に確認しておきましょう。 とくに、データ連携をしたい場合は、反映されるタイミング、反映できるデータも確認しておくと、自社の目的に沿って活用できそうか判断しやすくなります。 |
2-3.操作工数が少なく運用負担が軽い
3つ目は、操作工数が少なく運用負担が軽いことです。BtoB企業がMAツールを導入するときには、下記のような課題を抱えていることがあります。
【MAツール導入時に抱えている課題】 ・マーケティング部門、もしくは担当者のリソースが不足している |
MAツール導入を機に本格的にマーケティングに取り組むケースも多く、操作が複雑で使いにくいと運用負担が大きく継続できない可能性があります。
そこで、MAツールを導入するときには継続して運用できそうかという視点で、各機能の操作方法や運用にかかる負担感を確認しておきましょう。
チェック項目 | チェックするポイントの例 |
|---|---|
| 各機能の操作方法 | ・どのような手順で操作をするのか直感的に分かる |
| 運用にかかる負担感 | ・AIなどを活用してコンテンツ、レポート作成などの負担を軽減できる |
操作方法や負担感はWebサイトや資料からでは把握しにくいため、無料体験やフリープランで実際に操作してみることがおすすめです。
業務で使うであろう機能に実際に触れてみて問題なく運用できそうか把握しておくと、比較検討しやすくなります。
2-4.MAツール導入、運用時のサポートが充実している
4つ目は、MAツール導入、運用時のサポートが充実していることです。
とくに初めてMAツールを使う場合は「ここでどのように操作をするのか」「レポートをどのように見ればいいのか」など、戸惑うことがあります。
MAツールは細かな操作、設定方法などが出回っていないため、調べても分からないケースも見受けられます。だからこそ、いつでも手軽に相談できる体制があるかを確認しておきましょう。
サポート体制はMAツールの提供元によって大きく異なりますが、下記のようなサポートがあります。電話ができるなど1つのサポートだけでなく、複数のサポートが用意されているほうが臨機応変に活用できます。
【MAツールのサポート例】 ・電話やメール、チャットでのサポート:不明な点を質問できる |
また、海外製のMAツールを検討する場合は、日本語でのサポート対応の範囲を確認することも大切です。
- チャットでは日本語対応ができても時間が限定されている
- 電話での日本語は上級プランしか対応していない
- サポートページが日本語対応ではない
などのケースもあるので、受けたいサポートがプラン内にあるか、日本語対応しているかを確認して比較検討しましょう。
2-5.セキュリティ機能が備わっている
5つ目は、セキュリティ機能が備わっていることです。MAツールでは見込み客の情報や企業の機密情報などを扱うため、一定のセキュリティを担保する必要があります。
MAツールはSaaS製品(インターネット経由でサービスを利用する)が主流なので、セキュリティはサービス提供元のベンダーに依存します。セキュリティを強化する機能、体制が整っているのか確認しておくといいでしょう。
【MAツールのセキュリティ対策の例】 ・セキュリティ認証(PマークやISMSクラウドセキュリティ認証など)を受けている |
ただし、MAツールによっては、セキュリティ体制などをWebサイトに記載していないケースがあります。
この場合は営業担当などに「どのようにセキュリティ対策を強化していますか?」と質問をして、自社が求める水準を満たせるか確認するといいでしょう。
3.BtoB企業がMAツールを使って成果を出すには戦略設計に合う選定が鍵になる
ここまで、BtoB企業に向いているMAツールと選び方をご紹介しました。BtoB企業でも活用できるMAツールがたくさんあり、どのような視点で選定するべきか理解できたでしょう。
本格的にMAツールを選定する前に知っておきたいのは、成果を出すには戦略設計に紐づくツール選定が重要だということです。
何となくMAツールを導入しただけでは自社の戦略設計と紐づかず「導入したものの使いこなせなかった」という事態に陥ります。
「自社でMAツールを導入する目的は何か」「MAツールで実現したい目標は何なのか」という土台をしっかりと固めてから、それに合うMAツールを選定することが成果を出す鍵になります。

例えば「見込み客育成を強化して商談化率を20%アップしたい」という目標を掲げる場合には、この目標を達成できる機能を持つMAツールを選定しなければなりません。
実は、戦略設計と紐づくMAツールの選定は、MAツールを活用するうえでの難所です。MAツール自体の知識と運用ノウハウ、マーケティング知識がなければ、適切な判断が難しいのが実情です。
【戦略設計に紐づくMAツール選定が難しい理由】 ・自社の目的、目標を達成できる機能を選定できる知識が必要になる |
だからこそ自社では知見がなくMAツールの選定が難しいと感じる場合は、外部の業者と協力して成果を出せるMAツールを選定しましょう。
「MAツール選定を誤って有効活用ができない」「自社では使いこなせず入れ替えが必要になった」などのミスを防ぎ、自社が目指す成果に貢献するMAツールを選べるようになります。
BtoBのMAツール導入実績が豊富!MAツールの戦略設計から伴走までできるSells upにご相談ください |
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![]() BtoB企業にMAツールが必要だと思っていても ・どのMAツールも機能が似ていて自社では選定できない など、MAツールの選定が課題になるケースは意外と多いです。成果に直結するMAツールを選定したいと本気でお考えの場合は、私たち「Sells up」にご相談ください。 Sells upは、BtoB領域のMAツール導入実績が豊富です。BtoBならではのマーケティングの難しさを熟知しており、MAツールをどのように活用すれば成果につながるのか根拠のある提案ができます。 また、MAツール選定の深い知見がある点も大きな強みです。 各ツールの強みを熟知しているのはもちろんのこと、ロジックの知識や検証経験を活かしながら、どのMAツールが企業様の目標達成に貢献するのかまで見据えた提案ができます。 最後に、Sells upは、企業様の成果を最優先することを大切にしています。本質的なアドバイスを積極的に行い、成果や価値を生み出せるMAツールを導入支援いたします。 【Sells upのMAツール導入支援の強み】 ・50件以上のMAツール導入支援実績がある MAツールは一度導入すると入れ替えなどの負担が大きいため、いかに初期導入時に戦略に合う選定ができるかが重要です。自社に合うMAツールに悩んでいる場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 |
4.まとめ
本記事では、BtoB企業に向いているMAツールと選び方をまとめて解説しました。最後にこの記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
〇BtoB企業に向いているMAツールは下記のとおり
| MAツール | 特徴 |
|---|---|
| Marketing Cloud Account Engagement | ・見込み客の育成とAIを活用した優先度の判定に強みがある |
| HubSpot Marketing Hub | ・見込み客の育成フェーズの機能が充実している |
| Adobe Marketo Engage | ・機能が豊富でカスタマイズ性が高い |
| SATORI | ・見込み客の獲得に強く匿名の見込み客を特定する機能などが揃っている |
| Kairos3 Marketing | ・MAとSFA一体型のツールで見込み客獲得から商談化まで管理できる |
| List Finder | ・BtoBの中小企業、中堅企業向けで使いやすい機能が揃っている |
| BowNow | ・初めてMAツールを活用する担当者に寄り添い複雑な操作をできるだけ減らしている |
〇BtoB企業がMAツールを選ぶときのポイントは下記のとおり
- MAツールを活用する目的に合う機能がある
- 導入済みのツールやサービスと連携できる
- 操作工数が少なく運用負担が軽い
- MAツール導入、運用時のサポートが充実している
- セキュリティ機能が備わっている
〇BtoB企業がMAツールを選ぶときは自社の戦略設計を明確にして紐づけて考える必要がある
BtoB企業はMAツールを活用することで見込み客の獲得から商談化までのフェーズを可視化しながら、戦略的に取り組めるようになります。
自社の戦略設計に合うMAツール選定に悩む場合は、私たちSells upにお気軽にご相談ください。
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